2008-09-23 07:01:41
この「〜を使ってみた」というタイトルは好きではないのだが、他に上手い言い回しが思いつかなかったので、やむを得まい。今日はGlide OSである。これもCloud Computingで知ったもの。Web-Based Desktopという章にまとめられているのだが、どこがデスクトップなのだろう、そして、××OSという名前が多い(Glide OS、eyeOS、youOS[運営停止])のはなぜだろうと不思議に感じた。
名前とメールアドレスだけで登録できる。ログインするとブラウザ上にデスクトップという画面が現れる。
Write、Crunch、PresentというMicrosoft Office似のアプリケーションがある。あとはメールソフト(ここでもやはりメールアドレスが貰える)やカレンダー、さらにグループ作業用の場が設定できたりするようだ。Glide HDを選ぶと、ハードディスク管理画面のようなものがでてきて、ファイルを手元のパソコンからアップロードしたり、逆にダウンロードしたりできる。今は10GBまで無料で利用できる。これを見ても最初は何だかよく解らなかったのだが、だんだん「デスクトップ」の意味が解ってきた。OSという名前で何が云いたいのか何となく解ってきた。簡単に云えば「OSみたいに見えるでしょ」ということで、まあ、それは最初からそうだろうとは思っていたのだが、触っているうちに納得できるようになってきたということである。全然説明になっていないけど。
ブラウザのポップアップ抑制機能を有効にしていると全然デスクトップが動かないので要注意である。綺麗なのはいいのだが、不満は遅いこと。綺麗なものは遅いのだ。Appleを見ているとつくづくそう感じる。
ここの特徴は、独立したアプリケーションとしても実行できること。MacOS、Windows、Linux用の3種が用意されていて、ダウンロードしてインストールすれば、WWWブラウザから独立して動かすこともできる。
さらに、これに加えて、表計算ソフトのCrunchは単独のアプリケーションとして、MacOSやWindows、あるいはLinuxで使うこともできる。ほぼ完全にパソコンのOSから独立して(共通の動作環境で)動かせるようになる。だから、Glide OSを名乗る訳かとようやく納得できた次第。といっても、この上で、自分のスクリプトが実行できたりするわけではないので、あまりOSという感じはしない。コマンドラインで実行できるところはないのかな。この並んでいるアイコンの中にTerminalとかいうのがあったら大感激なのだが。ある訳ないか。