2008-10-10 23:16:10
バッハの作品、一部は妻が作曲したと主張している人がいるという[eXciteニュース]。「無伴奏チェロ組曲が、ヨハン・セバスチャンによって書かれていないことに疑いはない」と云っているらしい。無伴奏チェロ組曲が? まさか。あれこそバッハじゃないのか。アンナ・マグダレーナにあれが作曲できるのか。まあ、私は音楽の専門家じゃないし、楽譜を読むことすらできないから、反論は何もできないのだが。
ひと頃、無伴奏チェロ組曲ばかり聴いていた。始めはミッシャ・マイスキーとヨーヨー・マ。そのうち、フルニエとかビルスマとか。その前は、カンタータばかり聴いていた。4番と106番をよく聴いた。この頃はオルガン曲ばかり聴いている。Nun komm, der Heiden Heiland! (BWV 659) や Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ (BWV 639)が好きだが、なんと言ってもPassacaglia & Fugue (BWV582) である。真夜中に頭がギチギチしてきて、何もかもが嫌になったときでも、これを聴けば何となく落ち着いてくるというものだ。
ここ30年くらい、バッハばかり聴いている。おそらく、この後もバッハばかり聴いて過ごすのだろう。きっと死ぬまで。