2008-11-01 13:46:50
Y!OSっていうから、オペレーションシステムかと思ったら、Yahoo! Open Strategyの略なんだそうだ。今までよりもさらにAPIとかいろいろオープンにするから、Yahooを利用してくれよってことだと考えて間違っていないだろうか。
とりあえず使ってみようと思って、「早速Y!OSを試してみた」などという記事が出るのを待っていたのだが、全然出てこないのはどういう訳だろう。私は人の真似をしないとこういうものは使えないんだが。でも、IDを取ったりしなければならないようだから、その辺りの手順だけは確認して記事が出るのを待とうと思った。
まずはYahoo! Developer Network Homeの説明を読んでみるが、どうもよく解らない。Google App Engineみたいに、アプリケーションをアップロードするのではなくて、自分のところで動かすようだ。私が気になったのは、YQLというもの。Yahooへの問い合わせをSQLそっくりな言語でする仕組みらしい。SQLならそれなりに馴染みがあるので私でも使えるかも知れない。
私は前からアメリカのYahoo!のDeveloper IDを持っていたので、ログインしてプロジェクトの登録画面へ進んで一つ作ることにした。これを作らないと、この仕組みを動かせないらしい。うっかりUntitledApp1なんていうアプリケーションを作ってしまった。認証方式によって三種に分けられるようで、私は認証なしの、Open Applicationを一つ申請した(つもりである)。登録すると、Comsumer KeyとShared Secret Key、Application IDなんかが取得できる。そのときに、アプリケーションを動かす場所のURLを記入しなければならず、登録した場所と違うところで動かそうとしても、それはできない。
アプリケーションを動かす前に、Consoleというところにログインして動かしてみることはできる。SQLのテーブル/データベースに相当するのが、search.webとかsocial.profileとかになる。flickr、geo、gnip、localなどいろいろある。例えば、ウェブ検索でこの私のサイト名「手に取って読め」を検索するなら、下図に示したように、select * from search.web where query="手に取って読め"などとすればいい。解りやすい。URL用に整形されたものが右の箱の中に表示されている。orderとかlimitとか、SQLで馴染みのあるやり方が使えるようだ。
URLが決まれば、サイトを構築する前に認証抜きでコマンドラインで試してみようと思い、いきなりURLで結果を受け取ろうとしたら、failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 401 Authorization Requiredというエラーが返ってきた。やはり認証は抜かせないのだ。
疲れたので、今日はここまで。はやく、簡単に使い方を教えてくれる記事が出てこないかな。