2008-11-09 23:29:14
妻が買い物に行くというのでパンを焼くための小麦粉を買ってきてくれと頼んだら、なんと薄力粉を買ってきた。そんなものでパンが焼けるか。小学校で習わなかったのか。
世の中には薄力粉でパンを焼く人がいるのである。ホームベーカリーにて薄力粉100%で旨いパンを焼く10の条件なんて記事を見つけた。工夫次第で何とかなるのかも知れない。でも、私はホームベーカリーなどというものは使ってはおらず、手で捏ねているから、このとおりというわけにはいかない。
不意に頭に浮かんだのがバナナである。先週バナナと強力粉だけで作ったパンは、もちもちどっしりし過ぎていた。薄力粉ならちょうどいいかも。そこで、バナナ90グラム、薄力粉110グラム、砂糖小さじ1/2、塩小さじ1/2の半分くらい、ドライイーストも小さじ1/2の半分くらい混ぜて、捏ねる。水や牛乳は入れない。実は今日はこれを二度作っていた、最初は砂糖も塩も入れずにバターを5グラム入れた。
いつもよりも長めに焼かないと中心部が生焼けになってしまうことに気がついた。見た目はいつもバナナを使ったときと同様、巨大な饅頭である。皮がクッキーのようで、意外にうまい。中はそれなりにもっちりしているが、粘り気がないので、表面がばりばり割れてくる。バターを入れた方が膨らむが、弱々しくなる感じがする。バターと砂糖と塩を入れればよかったのかも。
結局、そんなに美味いものではないということである。でも、バナナを使うときには、強力粉と薄力粉を半々くらいで使うとちょうどいいのかも知れないと思った。今日は普通のパンも二回焼いた。正直云ってうんざりである。