2008-11-13 23:10:58
じゃがいもを入れてパンを作ると、もちもち感が強まるという記事をあちこちで見かけた。薄力粉に足りないのは何より「もちもち感」だ。じゃがいもだ! 薄力粉100g、じゃがいも90g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、牛乳およそ60ml、バター5g。
じゃがいもを電子レンジでよく加熱する。フォークの背で簡単に崩せるくらゐに。このとき、電子レンジの加熱加減で水分がずいぶん飛ぶので、使用重量の再現性を確保するのが難しいかも知れないと思った。面倒くさいのでフォークの背で潰すだけ。私は小麦粉も篩にかけないで使うくらいなのだから。
牛乳とバター以外を混ぜて、室温の牛乳を60mlくらい入れたらもうどろどろになってしまって、薄力粉を追加した。だから、上記の分量は不正確である。
後で溶かしたバターを追加して捏ねて捏ねてしばらく寝かせて焼くところまでは普通通り。
粉と芋を混ぜているときの匂いが何か記憶の奥を刺激する。これは小学校の頃、釣りをするときに使った練り餌の香りではないか。嫌なことを思い出してしまったが、できあがったパンは美味かった。芋を思わせる匂いはほとんどない。薄力粉でも弾力のあるパンができる。さつまいもを使うとどうなるのだろう。