2008-11-23 13:53:47
蔵書管理は私の永遠の悩みです。本を読む人は大抵そうでしょうが。この頃は、バーコードリーダでピピッとISBNか何か読んでAmazon.comかどこかで検索して書籍データを取得して、それは表紙画像まであったりして、そうやってどんどんスキャンしていけばあっという間に蔵書データベースのできあがりみたいなものがあるらしい。羨ましいなあ。本当にそんなに簡単にできるのかなと思っていました。何年も前から知っていましたがね。
MacOSで蔵書管理といえば(Windowsのことは知らない)、Books for MacIS X、Delicius Library、Booxter、LibraLibra、BookShelf、Book Collector、Bookpediaなんてところが有名でしょうか。Books for MacIS Xは以前、購入検討中の本を入力していましたが、いつの間にか使わなくなってしまいました。特に理由はありません。無料のものもあれば、有料のものもあります。
オンラインでは本棚.orgとか、ブクログなどが使えるようです。実は前にこんな感じのものを作ってみようかと思っていたことはあるのですが、もう作られてしまったので、やめました。
ISBNから書籍情報を検索してデータベースに保存するのなら、自分でも作れるので、自分専用蔵書管理システムを作ってもいいのだけど(ただ、MySQLにテーブルを用意するくらいですが)、何となくあと一歩が踏み出せませんでした。購入本は全部記録しているので、自分の日記を検索すれば、まあ何となく解るわけです。それでも、間違えて同じ作品をハードカバーとペーパーバックで二回買ってしまったりしたので、やはり蔵書データベースをきちんと作った方がいいのかも知れないという気もしてきました。
これまでは、『薔薇の名前』のホルヘのように、《新しい太陽の書》のウルタン師のように、たとえ眼が見えなくなっても蔵書の場所は書棚の位置で覚えておくものだという信念を持って、蔵書データベースなんかに頼るようになったらお仕舞いだと思っていました。でも、もう私もお仕舞いが近づいてきたようで、この際、蔵書データベースに頼ろうかという状態になりました。書棚に余裕がなくなって、眼で場所を覚えられなくなったというのも理由の一つです。
もう一つ、蔵書データベースに期待できなかった理由は、持っているかどうかよりもどこにあるのかわからないことが問題なので、本に電子タグでも付けて位置が解るようにしなかったら、結局見つけ出せないではないかということでした。それでも、さっき書いたように、持っているかどうかも解らなくなってきたので、必要性を認めざるを得ないわけです。
そうと決まったら、バーコードリーダが必要です。手で入力していたら、大変です。Bluetoothで離れたところからスキャンできれば本をいちいちパソコンの近くに持ってこなくても、書棚の前でどんどんスキャンしていけばいいのですが、何しろ資金不足なので安そうなエフケイシステム CCDバーコードリーダー USBインターフェイス TSK-Uにしてみました。Macはサポート外とか使えないとか書いてありますが、Linuxで使えたという報告がいくつかあったので、これでもいいかということで。
出来合いの蔵書管理システムを使うなら、LinuxならばAlexandriaやTellicoでしょうか。
ちなみに快読ショップYomuparaではMacOSでの動作を保証しているバーコードリーダを売っています。
続きは、バーコードリーダが届いたらまた報告します。