2008-12-14 16:58:26
私は今まで全然知らなかったのだけど、結構有名らしい、このEvernoteというアプリケーション。Remember everythingをキャッチフレーズにするEvernoteは、とにかく何でもファイルを放り込んでおいて、あとで利用しようというものである。大きな特長として、画像ファイルを入れておけば、画像中の文字を勝手に認識して検索できるということがある。図書館の写真を撮ったんだけど、あれはどれだったかなと思ったときに、Bibliothekという言葉で検索すればドイツ語圏で撮影した図書館の写真を抜き出せる(かも知れない)。認識できるのはラテン文字だけのようで、日本語とかロシア語(キリル文字)、アラビア語なんかも自動認識はできない(と思う)。自分でタグを付けることはできるから、そうやって検索できるようにはできると思う。
論文のpdfファイルはZoteroで管理できるけれども、このEvernoteを使うという手もあると思った。MacやWindowsなどでは、ローカルで動くアプリケーションを使って同期できるらしいから、それは利点だろう。尤も、ZoteroもDropboxと併用して同期は可能なんだけど。
MacOS XではこんなふうにメニューバーにEvernoteのアイコンが出てきて、ここから操作できるようになる。左端の象の印である。
Linuxで手早くアップロードするにはどうしたらいいんだというと、Evernote専用メールアドレスが与えられるのでそれでアップロードするとか、FirefoxならEvernoteアドオンを利用できる。まだ、全然使っていないのだけど、これからいろいろ試してみよう。
Firefoxのメニューに追加されたEvernoteボタン。「ホーム」の右隣の象の印。ちゃんとした利用方法は、有名なので少し検索したらいくらでも出てくるので、すぐに判ると思う。
無料アカウントだと月に40MBしかアップロードできない。完全にテキストのみならそれなりに使えるが、画像があったらすぐに足りなくなりそう。月に5ドル、あるいは年に45ドルで、これが500MBに増える。便利だったら、有料版に申し込んでみようかな。