2009-01-12 22:59:02
いつも牛頬肉を買っている近所の食料品店に牛頬肉が常時置かれなくなったので困っていたのだが、今日キャッサバ澱粉を買いにいったらもう置いてなかった。困るなあ。
仕方がないので、キャッサバ澱粉の代りに白玉粉を使ふことにしよう。薄力粉 175 g、バナナ 80 g、白玉粉(予め乳鉢で粉にしておく) 20 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、牛乳70 mlを混ぜてから、よく捏ね、バター7グラムを追加してからさらに捏ねる。バナナの水分量を勘案して再調整した比率である。一次発酵はよく膨らんだが、二次発酵があまり膨らまない。丸めたときの色艶が強力粉で普通に作るパンとは大違いだ。粘りもないので、表面が割れて、パンと云うよりスコーンの如き姿である。
左の普通のパンと比べると膨らみも悪いし、色合いもよくない。だから、ふわふわしていないのだが、決して私は嫌いではない。バナナのパンはふわふわにならないものなのだ。それが嫌いなら食べなければいい。ちょっと重くて、もっちりむっちりした感じを味わえばいいではないか。薄力粉とバナナだから値段も安い
でも、今度は強力粉で作ってみたくなってきた。バナナの水分だけでパンを焼く人もいるようだ。以前それに挑戦してみたら、あまり美味くないパンができあがってしまった。もう一度、挑戦してみようか。強力粉と薄力粉を混ぜてみようか。そんなふうにしている人は多いようだ。バナナはなかなか難しいのだ。だが、死ぬまでにはきっと満足できるバナナのパンを作ってみせる。
そこまで固い決意表明をして作るものでもないと思うけれども……