2009-01-17 20:03:42
TechCrunch Japanで「クラウドストレージサービスのZumodrive、ひと味違う同期システムを搭載」という記事を目にした私は、次の瞬間にはZomoDriveに登録していた。いや、ちょっと嘘でした。「次の瞬間」は些か大袈裟でしょうか。
またもやオンラインストレージ。DropBoxみたいにシステム上にマウントされるように見える(仕組みはまったく違うらしい。私には理解できないが)。同様に、複数のパソコンに設置して、同期をとってくれる。だから、いつどこでどのパソコンからでも利用できるし、操作できるし、いちいち同期・保存の手順を踏まなくてもいい。まるでDropBoxみたいである。でも、違う。
どこが違うのかというと、DropBoxの場合はローカルに実際に保存されるので、10 GB分のファイルを蓄えたら、ローカルディスク上でも10 GB分の容量をふさぐわけである。当然だけど。だから、ミニノートのディスク容量に厳しい制約のあるパソコンで利用する場合は必ずしも便利でもないかも知れない。でも、このZomoDriveは一見ローカルディスクに見えるようにしているだけで、実際には存在しないのだという。よく解らないけど。そうするとオフラインのときには全然使えないのかっていうとそうでもなく、本当にローカルにも保存するものを選べるらしい。なんて便利なんだ。
早速アプリケーションをダウンロードしてインストール。ユーザ名、パスワードの設定などが終わると、ZumoDriveというディスクがFinder上に現れる。デスクトップにもエイリアスが出現する。ついでにメニューバーにもZumoDriveのアイコンが現れるのだ。
メニューバーには、ZumoDriveとDropBoxのアイコンが並んでいる。
1GBまでは無料。10 GBに上げても月に$2.99である。これは素晴らしいと思ったのだが……Linuxでは使えない。WindowsとLinux、iPhoneでも使える。でも、Linuxでは使えない。DropBoxは使える。そこが立派だ。何とか、Linuxでも使う方法はないものか。あれば金を払ってでも使うのに。