2009-01-21 22:57:38
Syncplicityは、同期機能付きオンラインストレージ。DropboxやZumoDriveのような感じで使うものだと思う。同期させたいフォルダを指定すると、そのフォルダに変化があったら自動的に同期を取ってくれる。複数のコンピュータで同期できるので、どこでも同じ環境で同じ仕事ができるようになる。さらに、共有設定もできるので、共同作業で何かするときには便利かも。Scribd iPaper、Zoho、 Picnikといったウェブアプリケーションを使ってファイルに手を入れることも可能だという。なかなか便利ではないか。容量2 GBまで、2コンピュータまでは無料。月$9.99あるいは年$99で50GBにまで上げられる。
早速使ってみようと思ったら、Mac用アプリケーションがないじゃないか。私はWindowsは使わないのだ。ちぇっ、と思ったら、β版ならあるらしい。ReadWriteWebの紹介記事に招待券があったので、それで申し込んだらβ版アプリケーションがダウンロードできた。使い方は簡単で、見れば判ると思う。サイトには動画の説明もある。ブラウザでログインしてファイル一覧を出し、右クリックでファイルを選べばウェブアプリケーションでファイルを開けるということだったのだが、右クリックでも下のようにそんな選択肢は与えられないのだった。 Mac版ではまだなのか、私の使い方が間違っているのか。
これを試してみたのは職場に置いてあるMac miniなのだが、実はほとんどファイルがない。もっぱらUbuntu 8.10を使って仕事をしているからである。それでも自宅ではもっぱらMacOSXを使っているので、そちらでこそ威力を発揮するはずだとアプリケーションをダウンロードしてインストールしようとしたのだが、失敗。なぜだ! と叫びつつ、よく説明を読んでみれば、Intel Macにしか対応していないという。PowerPC Macでは使えないのだ。ああ、面白くないなあ。そのうえ、残念ながらLinux版もない。ブラウザからログインしてファイルをダウンロードしたりはできるようだけれども。やはりLinuxでも右クリックでZohoを使って開いたりはできなかった。LinuxでもPowerPC Macでも使えるDropboxを応援するために、有料版を申し込もうかと思っている今日この頃なのだ。