2009-01-24 21:35:22
新しいものを見つけるといろいろ試してみたくなる反面、自分の生活様式は変えたくないという気持ちもあり、行動に一貫性が見られない私ですが、昨日初めてICカードを使って飛行機に乗りました。家でWebチェックインというのをしてから空港へ行けば、読み取り機にカードをかざすだけで飛行機に乗れる訳です。でも、長蛇の列ができている手荷物検査場で読み取り機に認可されずに追い返されたらどうしようという情けない恐怖感と、それから自動チェックイン機に向かっても間に合うのかという現実的な心配などのせいで、なかなか使用に踏み切れなかったわけです(というより、ただ事前のWebチェックインを忘れてしまっていただけかも知れません)。もう何年も前に、JALカードSuicaというのを作ったというのに。
これは飛行機に乗るときだけでなく、電車に乗るときにも使えるわけです。JALカードSuicaですからね。これも初めてオートチャージ設定などして、使用してみました(私はSuicaが使えない地方に住んでいるのです。近いうちに引っ越しますが)。改札口でがたんと遮断されたらどうしようという恐怖をようやく克服して改札を通り抜け、JRと地下鉄と飛行機を一枚のカードで乗れることを今頃発見している今日この頃です。知らないうちに(本当は知ってはいたけど)便利な世の中になっていました。
電話と新しい機械が苦手な私は、携帯電話が大嫌いです。そこで、携帯電話回線ではなくPHS回線を使うウィルコムの電話機を買ったのですが、当然のことながら携帯する電話機であることに何ら違いはありませんでした。でも、電話が大嫌いなので、かかってきてもあまり出ません。よく家族に叱られます。メールを打とうとしてもなかなか打てずに、結局パソコンから自分にメールを出して、それを転送して誤魔化したりしています。そんな私が使っているウィルコムもとうとうおサイフケータイ対応機を出すらしいのです「どこでもWi-Fi」でした[日経トレンディネット, マイコミジャーナル]。私は電話ほどではありませんが、現金(特に小銭)が嫌いなので(高額紙幣はどちらかというと好きです)、もしかすると電話機で買い物をしたりできるようになるのは喜ばしいことなのかも知れません。電話やメールが使えないのだから、これで支払いをしたり電車に乗ったりしないと、使う機会がないわけです。
話は変わりますが、「おサイフケータイ」はNTTドコモの登録商標なので、他の会社が使っていいのだろうかと思っていたのだけど、他社でも使えるライセンスになっているのだそうだ。それで、ウィルコムでも「おサイフケータイ」というのか。
そんなことよりも、私が注目したいのは「どこでもWi-Fi」でした[日経トレンディネット]。簡単に云うとPHS回線を使った携帯できる無線LANアクセスポイントですね。使用例では携帯ゲーム機を簡単かつ安全に無線LAN接続できるなんて書いてありますが、そんなことに私は興味はありません。では何に使おうとしているのかというと、実はよく解っていません。何に使えるんだろう。「どこでも」っていっても、私はあまり活動的な性格ではないので、出歩くのが嫌いなんですよ。もしかしたら、最も私に不要な装置なのかも知れません。