2009-01-29 21:42:41
最初は何だか解らなかった。今でも自分の理解が正しいかどうか自信がない。「人生は短い。だからSynopit」とか云われてもねえ。
ウェブサイトを読んでいると、数ページに及ぶ長い記事に行き当たって、これが10行でまとめられていればいいのに! と思ったときに使うものらしい。synop.itのボタンをブックマークバーに登録しておいて、開いたページの要約が読みたくなったら、そいつを押すんだという。要約が表示されることもあれば、されないこともある。
この要約は、テキスト自動処理で要約が生成されるのではなく、誰かがまとめるようだ(本当か、本当なのか!)。要約が登録されていないときは、自分でここに要約を入れる? という選択肢が出てきて、そいつを選べば自分が寄稿者になるというわけだ。あるいは、要約は出てきたけれども、何か変だと思ってじっくり読んでみたら、間違っているじゃないか! と思ったら、修正も可能。
そんな方法でうまく行くのかな。でも、この方法なら、何語のサイトでもその言語が読める人がまとめればいいから、コンピュータ・プログラムが自動で処理するよりも対応範囲が広くなるわけだ。そんな暇な人がいるかどうかが問題である。この方法なら、英語の記事の日本語の要約なんてものもシステムとしては可能になる。それを許すかどうかは別問題だが。
面白い思いつきだと思うが、うまく行くのだろうか。でたらめの要約なんかされたら、大変だ。要約を読みたい人は時間がない人だから、いちいち検証したり、修正したり、あるいは要約を作ってくれたりしないんじゃないかなあ。とにかく、しばらく見守ってみたい。