2009-01-29 22:17:41
一昨日も紹介したtolle-geschenke.comで見かけたシャワーカーテンDuschvorhang Psycho。
名前から明らかなように、ヒッチコックの映画「サイコ」にちなんでいる。マリオン(ジャネット・リー)がノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)に刺される場面は誰の脳裏にも強く焼き付いているはずだ。私もシャワーカーテンを見るたびに、「サイコ」のあの場面が頭に浮かぶ。白黒画面なのに真っ赤な血が流れている生々しい情景となって頭に焼き付けられている(本当は黒かったことを覚えているのだが、そうは云わないのが礼儀というものである)。
私が観たのは中学生の頃にTVでだったろうか。主演女優のはずのジャネット・リーが前半で死んでしまうことに驚き、最後の犯人の姿が明らかになるところには心底衝撃を受けた。大人になって予備知識を得てから観なくて本当によかった。
ヒッチコックは60年代の「サイコ」「鳥」よりも、50年代の「ダイヤルMを廻せ!」「裏窓」「泥棒成金」「ハリーの災難」「知りすぎていた男」「間違えられた男」「めまい」「北北西に進路を取れ」といった作品が好きなのだが、大抵はそうだと思う。40年代の「レベッカ」「疑惑の影」も捨てがたい。などということをサイコ・シャワーカーテンの画像を見ながら考えていたわけだが、これを買う予定は今のところない。