2009-02-02 21:09:44
Amazon EC2とかS3の情報はたくさんあるのだけど、SimpleDBの日本語の情報がほとんど見あたらない。公開当初のニュースはあるのだが、その後の利用方法などが見つけられない。私の探し方がよくないのだろうか。
仕方がないので、自分で試してみる。EC2やS3といったAWSを利用している(アカウントをすでに持っている)ならば、Sign Up をクリックするといきなり、「Thank you for signing up for Amazon SimpleDB. We have e-mailed you a confirmation of your subscription to Amazon SimpleDB.」という画面になる。確かにメールが来る。すぐに利用できること、アクセスキーが必要なこと、使用法が記されているサイトのURLなどの情報が書いてある。アクセスキーを知るためのURLが書いてあるが、EC2などを利用しているならばすでに持っているので、新しいアクセスキーが必要になるわけではない。
私はPHPを使うので、PHP Library for Amazon SimpleDBをダウンロードして、展開。
Samplesフォルダに入っている.config.php(「.」で始まっているので見えない)にキーを記入。同じフォルダに入っているCreateDomainSample.php
を開いて、以下の3行を
// invokeCreateDomain($service, $request);
の下に追加。別にここでなくても、この辺りならいいのだけど。
require_once ('Amazon/SimpleDB/Model/CreateDomainRequest.php'); $request = new Amazon_SimpleDB_Model_CreateDomainRequest(); invokeCreateDomain($service, $request->withDomainName('mydb'));本当はmydbなんていう名前ではない。こいつを実行すると、
Service Response =============================================================== CreateDomainResponse ResponseMetadata RequestId xxxxxxxx-0000-0000-0000-xxxxxxxxxxxx BoxUsage 0.0055590278こんな答えが返ってくる。ドメイン、すなわちデータベースの構造(テーブルみたいなもの)ができたのだろうか。
そこで、同じフォルダに入っているListDomainsSample.phpを開いて、
invokeListDomains($service, $request);
の頭のコメントアウトの印(//)を削除してから、実行すると、
Service Response =============================================================== ListDomainsResponse ListDomainsResult DomainName mydb ResponseMetadata RequestId xxxxxxxx-0000-0000-0000-xxxxxxxxxxxx BoxUsage 0.0000071759という返事が返ってきたので、ドメインが本当にできていることを確認できた。くどいようだが、本当はmydbなんていう名前ではない。
データ入力は次回。