2009-02-02 21:25:50
Gizmodo Japanで見つけた記事。同じ大きさの本をきちんと並べて、そこに白い紙でカバーを被せ、背の部分に黒の四角を配することで、書棚にピクセルアートを描こうというものである。日本なら文庫本でやるといいだろうと思うものの、こんなことをしたら本の題名が読めなくなって困るのではないだろうか。しかし、本は位置で覚えるものである。あとは持ったときの大きさ(厚さ)、重さ、手触り、そして匂いである。そうすれば、暗闇でも、そして盲目になっても目的の本を手に取ることができる。『薔薇の名前』のホルヘのように、そして『新しい太陽の書』のウルタン師のように。本を管理するとはそういうことなのだ。また、目が見えれば、そのピクセルアートが乱れることで、正しく元の位置に戻していない本を素早く発見することもできる。書いているうちに、実にすばらしいことのように思えてきた。
元記事はこちら。BOOKS HELP TO CREATE ICONS