2009-02-05 23:26:32
ITproの「PFU、文書スキャナーScanSnapの新版を発売」という記事で知ったのだが、大量の書類を一気にPDFにしてくれるScanSnapの 新機種が出るようだ。新機種が出ても、Windows版しかないときもあるのだが、今回は嬉しいことに、S1500MというMacモデルがあるのだ。まだWindowsでしか使えない頃に一台買って、私はこれのためだけにWindows機を一台買った(中古だけど)。いろいろ使って、もう紙送りがうまく行かないようになってしまい、使わなくなってしばらく経つ。そろそろ新しいのが欲しかったのである。引っ越したら是非買おう。
「"ヨーロピアンテイスト"のデザインを採用」というのはよく解らないが、A3サイズの紙を自動的に半分に折って読み取って、後でA4二枚を合成してくれるということに感嘆した。ここまでくるともうロボットである。
もっと進化して、本を傷つけることなくページを捲ってスキャンして、PDFファイルを作ってくれるロボットができないものか。掃除や介護も大事だけど、図書スキャンロボットが何よりも欲しい。売れないだろうから、無理だとは思うけれど、いつの日か、掃除や調理に加えて、本のスキャンなんか軽くこなしてしまうロボットが誕生するときがくるだろう。そうしたら、私の持っている本を全部電子化して、少し検索すればすぐに求める本を見つけ出せるようになるだろう。検索は自分でキーを使って入力しなくても、ロボットに向かって、「人間を殺せないはずのロボットが関与した殺人事件を題材にしたSFは何だったかな。あれを持ってきてくれ」と云ったら、すぐにアイザック・アシモフの本を何冊か持ってきてくれたりすると嬉しい。
もっと進化して、「そんなくだらない本をスキャンするのは、時間と記憶媒体の無駄でしかありません。」などと云われるようになったら嫌だな。
そこまで進化してはいないが、本のページ捲りロボットというのは既に開発されているのだ。まだ、市販はされていないけれども。下にあるのはそれを報じるニュースである。
これはまだ読書用のページ捲りで、スキャンとPDF化はしてくれないようだ。そうしてくれるまで長生きしたいものだ。