2009-03-31 22:46:49
今日はPowerMac G5からMac miniへの引っ越しである。面倒くさいだけで、特にどうということもないのだが、今日はAirac Diskへのバックアップの取り方について記しておこうと思う。今は、バックアップといったら、Time Machineなんてものがあるので、あれが好きな人は使えばいい。私は古典的なrsyncとかで地道なバックアップを取ろうと思ったのである。G5では、cronで毎晩10時にrsyncによる保存が実行されていたのだ。今回も同じようにやろうと思っていた。
まずはAirMac Diskの起動時のマウントであるが、それは「システム環境設定」の「アカウント」にある「ログイン項目」にディスクを登録すればいいだけ。「+」を押して、マウントしたいディスクを選択する。
さて、マウントされているディスクにrsyncで一日一回同期させようとして、crontabに設定しようと思ったら、そんなものはなかった。今、何が動いているのかを調べてみても、cronは見あたらない。どうしたんだろうと思ってネットで検索してみると、今はlaunchdで定期的な繰り返しを実行させるらしい。cronは勝手にcrontabを作ってしまえば動くらしいのだけど、せっかくだからこの新しいlaunchdとやらを使ってみよう。
でも何をどうしたいいのか判らない。「ザリガニが見ていた...。」の記事を参考にすると状況はだいたい把握できたような気がしたが、設定方法はさっぱりだ。が、Lingonを使うと簡単だと書いてあったので、こいつを使ってみた。
1で名前を付けて、2で実行するファイルを指定して、3で実行する頻度と時刻を指定する。実にわかりやすい。これをExpert Modeで表示すると、下のようにXML形式での本来の表示が現れる。
さて、そこで指定した実行ファイルは以下のようなものである。 #!/bin/sh
rsync -a --stats --delete /Users/uuu/Documents /Volumes/Logitec500GB/MacMini_backup/ rsync -a --stats --delete /Users/uuu/Sites /Volumes/Logitec500GB/MacMini_backup/ rsync -a --stats --delete /Users/uuu/Library/Mail /Volumes/Logitec500GB/MacMini_backup/uuuはユーザ名だ。「書類」「サイト」「メール」をAirMac DiskであるLogitec500GB内のMacMini_backupというフォルダに保存するというrsyncのコマンドである。-aと--deleteの組み合わせで同期できる。つまり足りないものは追加し、余計なものは削除するわけだ。--statsは普段は不要。実際にはもう数行あったけれど、無駄なのでここでは省いた。
よく判らないままに、表示されたところに書き込んでいたら、これはcom.google.keystone.agentというファイルを勝手に書き換えていたのだった。結局こいつはなくなってしまい、私のバックアップの設定に置き換わってしまった。調べてみると、どうもこいつは勝手なことをする! と評判の悪い設定なので、まあなくなってもいいやということで。
一度、強制的にこのスクリプトを実行させてみて、AirMac Diskの目的のフォルダがコピーされることを確認した。何時間もかかった。さて、夜十時を過ぎて確認してみると、ちゃんと今日の午後増えた内容が更新されているではないか。そうか、これでいいのか。何となく判ったような判らないような……。