2009-04-09 22:04:13
3月8日の発売日にウィルコム・ストアに駆け込んで買った「どこでもWi-Fi」だが、なかなか余裕がなくてここに記せないうちに記憶が薄れてきてしまった今日この頃ですが、皆さんの無線LANの調子は如何でしょうか。
あの頃、引っ越しの日にちを間違えて家のADSL契約を2月いっぱいで解約してしまったのだった。ということで、インターネット接続が途絶えた状態で一週間を過ごしたのだが、これはつらかった。引っ越し先の光回線の契約は済んでいたのだけど、まだ2週間くらいはその部屋で暮らさなければならなかったのである。そこで、「どこでもWi-Fi」で何とかその場を凌ごうと思ったわけだ。
ウィルコムの「どこでもWi-Fi」と電話機WX340K:
動いている状態で写真を撮ろうと思っていたのに、
Power Onにするのをすっかり忘れていた。
PHS回線だから遅いだろうと思ったが、意外に普通の感覚で使えた。もちろん、動画を観たり、大きなファイルのダウンロードには不向きだが、メールの送受信や、ネットショップでの買い物とか調べ物とか、そういう使い方にはあまり不自由しなかった。これがあってよかったと思った。
ところが、妙に表示が遅いサイトがある。ときには待たされた挙げ句表示されないところもある。いったいどういうことなんだと思ったら、「※お子さまにも安心してご利用いただけるよう、本製品にプリセットされている専用のインターネット接続設定は、出会い系サイトやアダルトサイトなど、お子さまにとって不適切なウェブサイト(有害サイト)へのアクセスを制限しています。」という説明書きを見つけた。この「プリセットされている専用のインターネット接続設定」というのは、ウィルコムのPRINである。「どこでもWi-Fi」の契約では最初の一ヶ月は接続料・通信料が無料だったと思うので、料金のことはどうでもいいのだが、繋がらないサイトがあるのには困った。私は別に「出会い系サイトやアダルトサイトなど」を開こうとしていたのではないのだが、どういうわけか有害サイトと判定されるところがあったのだ。中には埋め込まれている広告の表示で引っかかっているところもあったようだ。表示されてもその判定に時間を要するところもある。ただでさえ回線速度が遅いのだから、余計なことはやめてほしい。ということで、インターネット接続設定を変更した。
変更方法は、「どこでもWi-Fi」に接続して、192.168.11.1に接続して、「ダイヤルアップ回線を設定する」をクリックして新たな設定を登録すればいい。私は@nifty/NTT東日本のフレッツ光の契約があったので、これでダイアルアップ接続が無料となるから、それを利用した。@Nifty会員サポートの説明に従って、設定すればいい。
今度はどのサイトでもすんなり表示されるようになり、PHS回線なりの速度で接続・表示されるようになった。
引っ越しが済んでからは家では活躍しなくなったが、新しい職場に出勤し、そこでは機器のインターネット接続が登録制だったので、機器のMACアドレスの登録が完了するまでの数日間、また「どこでもWi-Fi」の世話になったのだった。今後も、どこかに出かけたときには活躍するかも知れないが、実は平時には私は余り利用しないことに気がついたが、これを買ったことを私は後悔していない。