2009-04-12 20:41:07
前にLinux版Chromiumを試してみたことがあるけれども、今回はMac版を試してみた。Build済みのをTechSutraからダウンロードすると、もうChromiumがそこにあるのだ。ChromiumはChromeの非公式Buildである。
最初に開く画面は今までに開いたサイトの一覧から(ダウンロード直後に開くときは履歴がないので、この画面ではないけど)。ということで、過去に「Chromeの悲劇」と云われた状態に陥る可能性がある。動かしてみると確かに速い。驚くほどでもないけど。まだまだ試験版なので、単純な操作しか使えないので、「動かしてみた」という程度である。
ときどきこんなエラー画面が出るけれど、再読み込みで復旧することが多い。たとえ動かなくなっても他のウィンドウやタブに影響を与えないようにできているらしい。
さて、AppleのブラウザSafari 4βがダウンロードできるようになっている。前の職場でときどき使っていたのだが、自宅の新しいMac-miniには入れていなかったので、改めてダウンロードしてインストールしてみた。β版なのに、これを入れると前の3が消えてしまうようだ。立ち上げるとTop Sitesという名前の画面が表示される。Chromeの悲劇が意外なところで繰り返される可能性がある。恥ずかしいサイトを訪れたあとには、人前でこの画面を開かないよう気をつけなければならない。
動かしてみると速い。Chromiumと同じくらい速い。今のところ安定している。タブの表示のさせ方など今までと違ってちょっと戸惑うところもある。
OmniWebというMacOS専用のブラウザがある。これが先月(いや二月だったか)に無料になった。早速、最新版5.9.2をダウンロードしてみた。特別速い訳でもなく使いやすいわけでもなく、ごく普通のブラウザである。変わっているのは、ワークスペースという機能。タブの組み合わせの設定みたいなものだろうか。使っていないので、まだよく理解できていない。
「ページ情報表示」という機能があって、これを開くとページの構成成分一覧表が出てくる。埋め込まれている画像や動画を抜き取って保存したいときに便利かも知れない。スタイルシートをすぐに見ることもできる。「ソースエディタで表示」を選ぶと、ページのソースが表示される。これは他のブラウザにもある機能だが、ここでソースの書き換えなどができるところは他と違っている。書き換えた後に「プレビュー」ボタンを押せば、書き換えの結果をすぐに見られる。これがローカルホストのサーバにあるファイルならそのまま保存すればいいし、「収納」というのをクリックするとHTTP経由で保存できるらしい。私は自分のサイトを保存しようとしたら、許可がないようだとかいってできなかった。編集はhtmlファイルだけで、PHPのスクリプトでできているページに関しては元のPHPファイルを書き換えたりはできないのだけど、便利なこともあるかも。これでUTF8の日本語が文字化けする場合は、さっきの「ページ情報表示」で「××の環境設定」から「言語」を選び、Unicode (UTF8)を選んでおけば文字化けがなくなるはず。
というわけで、意外に好感を持てたのがOmniWebだったわけだけれども、これからどんどんこれを使っていくかと問われると、自分でもどう答えればいいか判らない。