2009-04-26 13:00:22
前にちょっと書いたのだけど、PowerEdge T100には160GBのSATAハードディスクが一つ入っていて、すぐ下にもう一つ入れられるようになっているから、同じ大きさのハードディスクをPowerMac G5から外してそいつを装着したのであった。ところが、それが認識されていない。dmesgというコマンドを打てば、sdaとsdbという二つのハードディスクが示されると思ったのに、sdaしかない。何で探してもsdaしかない。なぜだ! ハードディスクを交換しても変わらない。何日も検索し続けたのだが、誰もそんなことで困っていないようなのだ。特別困っているわけではないので、明日できることは今日やらない主義の私は問題解決を先送りにしていたのであるが、パソコンメモ DELL PowerEdge T100にSATAのハードディスクを増設するという記事に巡りあったのである。
早速、そこに記されているように、再起動してF2を押してみた。「つなげたハードディスクが認識されていると思うので,そのポートを「Off」から「Auto」に替えます」と書いてあるのだけど、ハードディスクは表示されていない。一つ目のハードディスクの下は、「Off」になっていて、ハードディスク情報はなにもない。駄目なのか、やはり駄目なのかと思いながらも、それを「Auto」に変更して起動してみた。どうせ駄目だろうと思いながら、dmesgを打ってみると、sdbが認識されているではないか。よかった、本当によかった。
fdisk -lで見るとこんな感じ。
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x00000080 Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * 1 18657 149862321 83 Linux /dev/sda2 18658 19452 6385837+ 5 Extended /dev/sda5 18658 19452 6385806 82 Linux swap / Solaris Disk /dev/sdb: 163.9 GB, 163928604672 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19929 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x00000000 Disk /dev/sdb doesn't contain a valid partition tableフォーマットはMacOS用になっているので、今日はGPartedというGUIで操作しようと思って立ち上げてみたのだけど、どう使ったらいいのか判らなかったので、
sudo mkfs.ext3 -c /dev/sdbとコマンドでフォーマット。処理に一時間以上かかる。パーティションができていないので、fdiskで作る。sudo fdisk /dev/sdbとすると少々情報が提示されたあとに、コマンドは? って訊かれるので、
Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1-4): 1 First cylinder (1-19929, default 1): 1 Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (1-19929, default 19929): Using default value 19929 Command (m for help): t Selected partition 1 Hex code (type L to list codes): 83 Command (m for help): p Disk /dev/sdb: 163.9 GB, 163928604672 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19929 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x88dfb32c Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 1 19929 160079661 83 Linux Command (m for help): w The partition table has been altered!というように答えた。一個のパーティションが出来たので、sudo mke2fs -j /dev/sdb1というようにして再びフォーマット。二度手間である。何か手順を間違えているのか。/mnt/HD2というディレクトリを作り、そこにマウントすることにする。
sudo vol_id /dev/というコマンドを打つと、
sudo vol_id /dev/sdb1 ID_FS_USAGE=filesystem ID_FS_TYPE=ext3 ID_FS_VERSION=1.0 ID_FS_UUID=4876bc0d-db5c-45b3-a6e6-2e7d71912302 ID_FS_UUID_ENC=4876bc0d-db5c-45b3-a6e6-2e7d71912302 ID_FS_LABEL= ID_FS_LABEL_ENC= ID_FS_LABEL_SAFE=という情報が表示された。このUUIDを使って、/etc/fstabに、
# /dev/sdb1 UUID=4876bc0d-....-2e7d71912302 /mnt/HD2 ext3 defaults 0 0と書いた。そうして、sudo mount -aとすると、
mount: special device /dev/disk/by-uuid/4876....12302 does not existと云われてしまう。なぜだろう。UUID=xxxxのところを/dev/sdb1に変えたらマウントできた。納得できない。でも、これだけのことにこれ以上時間を使うのは嫌だから、もう止めた。