2009-06-05 17:55:11
MacOSXにはステッキーズというメモがあって、デスクトップ上に色のついた付箋紙みたいなメモを置いておける。UbuntuではもっぱらTomboyというのを使っている。Xpadというのもあるのだけど、Tomboyはリンク機能があったり、データをサーバ上に置いて、複数のコンピュータで同期させることも可能なのだ。直接関係ない話だが、xPadと書くとMacOSX用のまた別のノートパッドだ。それはどうでもいいのだが、とにかく、この同期機能が気になっていたのだが、今まで使っていなかった。なぜかというと、今のところTomboyを使っているデスクトップUbuntuが一台だけだからだ。ところが、このTomboyがMacOSXで使えるらしいのだ。ならば同期させたいではないか。そう思ったら、もう一刻も早く同期させたくなってきた。頭の中は同期同期とそれでいっぱいである。
でも、どうしたらいいのかよく判らなかった。探してみると丁寧に説明してくれている人がいたのだ。それを参考に、まず、libfuse-devとlibneon27-dev をインストール。次に、
wdfs - webdav filesystem for fuseが必要らしいので、最新版をインストール。
一旦、Tomboyを終了して、再度開く。「設定」のところの「同期」を開いて、URLにhttp://nakano.no-ip.org/dav/というようなのを入れる。これは5月3日に書いた自宅サーバのWebDavである。もちろん、外部のWebDavサービスを利用してもいい。たとえば、iDiskとかDropBoxとか。
ここで最後のスラッシュがないとエラーになる。
ユーザ名とパスワードをいれて、「保存」をクリックすれば設定終了。まだ同期はされない。「全てのメモの検索」から「ツール」を選ぶと「同期」というメニューが見える。こいつを選ぶと同期が開始される。しばらくして同期完了。サーバの方にはmanifest.xmlというファイルと0というファイルができている。何、この0というのは。容量もゼロなんですが。
次にMacの方にTomboyをインストールする。
インストール方法をみると、まずMonoをインストールせよと書いてある。これが何だか私は知らないが、何だか解らなくても平気でインストールしてしまえる性格なので、気にせず入れる。
次に、MacOSX用Tomboyをダウンロードするとディスクイメージができて、その中にあるアプリケーションファイルを「アプリケーション」フォルダに入れるだけ。ダブルクリックすると、本当に動いた。感動的である。
同期の設定である。残念なことに、設定はすぐにできるが同期できない。ちゃんとWebDavの接続ができないみたいだ。さらに、メモとして日本語の入力ができないことを発見してしまった。これではこまる。 日本語のコピー&ペーストもできない。ショートカットキーは林檎鍵+C/VではなくてCtrl+C/Vなのはなぜ?やれやれ、時間を無駄に使ってしまった。まあ、Mac用は開発途上版だから、仕方がないか。でも、感動して損した気分。