2009-06-08 22:48:05
TechCrunchの記事「持っている本を登録すると、Googleで本の中身が検索できる」で知ったのだけど、バーコードリーダを使ってGoogle Book Searchのライブラリに本を登録できるようになったのだそうだ。以前、バーコード・リーダを買ったのに全然活用していないので、早速試してみた。自分のIDでログインしてから、自分の本を登録するわけだ。上の記事には、「なぜか見過ごされがちだが、Google Booksearchに、自分の持っている本を登録してライブラリとして管理できるのは非常に便利だ。」と書いてあるのだけど、実はその便利なところがよく判っていない。確かにどこかで読んだはずだが、どの本か判らないというときに、持っているかどうかに関係なく検索して、出てきた本を持っているかどうか確認するのでは駄目なのだろうか。登録しないと検索対象にならないということではないはずだから。
手順を説明する動画がGoogleから提供されているので、それを見れば簡単に判る。
早速私もやってみた。エフケイシステム CCD バーコードリーダ ー USBインターフェイス TSK-Uを使って、バーコードからISBNを読み取っていく。
データとして取り込めないと(何の本か判らない場合)は、「Could not add 2 items」なんて具合に、不明図書として示されて登録はされない。12桁のISBNが記されている英語の本なら大丈夫だが、日本の本やロシア語の本は駄目なものもあった。試したフランス語、ノルウェー語の本は大丈夫だった。それぞれ一冊ずつだけど。
検索するとこんなふうに結果が出てくる。このように該当箇所の前後が示される場合もあれば、書名しか出てこない場合もある。細かい違いはよくわからない。日本語の本も検索できる。
学術書や情報・ネットワーク系の本は登録できる場合が多い。小説や新書などは難しい。学術的でも早川書房なんかは駄目みたいだ。予想以上にこれは楽しい。ついついバーコードリーダで、ぴっ、ぴっ、と音を立ててISBNを読み込みたくなってくる。今日は試しなので70冊しか登録できなかったが、これから増やしていきたい。自分の本の索引になる訳だから、やはり便利だ。素晴らしい。