2009-06-21 13:10:40
【仏国ブログ】フランス人の興味を引く神田の古書店街というSearchina Newsの記事を見つけたので、早速その神田古書店街の魅力を紹介するJimbocho, le quartier des librairesを読んでみた。実際には読もうとしても読めなかったんですがね。
日本に住んでいるフォトジャーナリストDavid Michaudという人が書いたものだという。とにかく書店がたくさんあって、店に入れば床から天井まで、ペーパーバックから写真集までさまざまな本がぎっしり積み上げられ、しかも破格の安値で売られていたりするのだという言葉と共に、15枚の書店の写真が掲載されている。
私が初めて神田神保町に行ったのは小学校6年生のときだが、それ以来、頻繁に通うことになった。大学のあった池袋の次によく通った街である。私は結構真面目だから大学にはきちんと通ったのだ。その後、アメリカに2年、福岡に15年住んで、神田の書店街には通えなくなった。こんなつらいことはないと思っていた。ところが今、その書店街のすぐ近くに通勤しているのだけれど、そんなに書店街には行っていないのである。近くにあっても、そんなに暇でもないから。毎日疲れているし。そして、今は本を探すのはインターネットの方が速くて確実なのだ。もちろん、予想外の出会いという楽しみは実際に書店を訪れてこそ味わえる愉悦なのだが、なかなか余裕がなくて。ただ、歳を取っただけなのかも知れないけど。
でも、もっと書店に寄りやすくするために、神保町駅を使って通うところに引っ越そうかと検討中のこの頃なのだ。