2009-06-28 20:16:22
iPhone/iPodTouch用の大辞林が大人気だそうだ。これを作っている「物書堂」は、Mac用の仮名漢字変換ソフトegbridgeを作っていた人たちが、egbridge開発停止後に作った会社だ。egbridgeを愛用していた私は開発停止を嘆くと同時に、この人たちが作るアプリケーションをまたいつか使ってみようと思っていた。しかし、iPhone/iPod touch用のものばかり。私はそんなもの持っていないので、縁がなかったのである。
iPod touchも買ったことだし、ウィズダム英和・和英辞典か、大辞林を買おうと思っていた。しかし、私は今日、Oxford English Dictionaryを註文してしまった。22000円である。ちょっと出費は控えたい。
というわけで方針を変更し、今もっているEPWING版の大辞林や英和辞典を使うことにした。ZumoDriveに置いた辞書はうまく使えそうにないので、ディスク容量を確保するために音楽ファイルを削除した。最初何も考えずに自動的に同期という設定にしていたら、いつの間にかディスクがバッハの曲でいっぱいになっていたのだ。そんなに持っているとは知らなかった。前に音楽ファイルを入れた内蔵ハードディスクをうっかり外してしまってから、ほんの数枚のCDの曲しか移していなかったはずなのに。とにかく、数百の曲を削除して容量を確保した。
まず、EBPocket for iPhone / iPod touchをインストール。無料版の方である。何しろ金がないのだ、今は。辞書のファイルは/private/var/mobile/Media/Photos/EBPocketに置けということなので、昨日書いたiphonediskを使って、Mac-miniで使っている「大辞林」と「リーダーズ+プラス」を上のフォルダにコピーした。そして、EBPocket for iPhone / iPod touchを立ち上げると、もう両辞書が使えるようになっていた。物書堂の大辞林のような面白さはないが、普通の辞書としては使えるだろう。そのうち、物書堂版も買ってみたいとは思っているのだが。
ところで、ZumoDriveで大辞林で、なぜか表記形検索しかできなくなってしまい、仮名で検索できないのは、インデックス作成に失敗したのかなんてかいていたのだが、前から使っていたハードディスクに保存してある大辞林のファイルを使ってインデックスを作り直してもLogophileでは検索がうまくできなかった。私が持っているのは、もう10年以上も前の何かのソフトのおまけについてきたCD-ROMである。これを機会に新しいCDを買おうかなと思ったら、EPWING規格の大辞林はもう買えないようだ。何ということだ。Logophileの人に報告してみようか。旧版のJammingやebviewでは問題なく使えるので、報告すれば何とかなるかも知れない。