2009-07-08 08:20:12
待ちに待った(というほどでもないが)Oxford English Dictionaryが届いたので、早速インストールした。Mac版CD-ROMを手にするのは何年ぶりだろう。喜びにうち震える手で(というほどでもないが)箱を開けると、簡単な説明書とCDが2枚入っている。Version 1 のときは、もっと大仰な箱に、CDが一枚入っていたものである。それでも、未だにCDだけで済むところには好感が持てる。DVDがあって、要りもしない画像や動画が入っていたりすると不愉快になる。流石にOEDはそんな莫迦なことはしない。
それぞれのディスクに入っているdmgファイルをデスクトップにコピー。その後、OED4.dmgをダブルクリックすると仮想ディスク(というのか?)がマウントされたのが見えるので、その中にあるOED v4.0という名のアプリケーションファイルを「アプリケーション」フォルダにコピーする。これで終わりである。この後はもうCDを使うことはない。
試しに何か調べてみるとこんな感じに表示される。昔のVersion 1の頃と雰囲気がほとんど変わっていない。検索履歴を見たり、栞を付けたりできる。コピー&ペーストも印刷もできる(辞書によってはこれができないものがある)。コピーは選択範囲のコピーはできないようで、下の方にある「copy」をクリックすると、項目全体がコピーされる。これでも何もできないよりもずっといい。
素晴らしい辞書だが、私に必要あるかどうかと云うと疑問である。今までなくても全然困らなかったし、昔持っていたVersion 1も、あってよかったと思ったことはほとんどなかった。それでも、持っていると嬉しいのだ。言葉をたくさん集めると嬉しいのである。だから、これでいいのだ。