2009-08-02 13:17:03
Ubuntuを主に使っている職場では、メニューバーの時刻のところを押すとカレンダーが降りてくる。予定を確認したいわけでもないけれども、ちょっと日付を見たいときに便利なのだが、我が家のMacにはどうしてないのだ。前にはそういう機能をメニューバーの時刻表示に付加するものを追加していたのだけど、今は使っていない。深い理由はないけれども、何となく。
家のデュアルモニタの右側があまり活用されていないこともある。ここにiCalでもいつも開いておけばいいのだが、何となく面倒くさいこともある。カレンダーだけでいいんだけど。コマンドラインしか使っていないという人なら、Calという呪文を一言唱えればカレンダーが出てくるわけだけど、私はそうではないのだ。このあまり使っていないデスクトップに簡単なカレンダーが表示されていればいいのにと思ったら、そういうことができると判った。
デスクトップに凝る人には有名らしいのだが、GeekToolというのを使えばいいらしいのだ。少し前に3.0になって文字コードがUTF8になったのに伴い、日本語表示が簡単にできるようになった。ダウンロードしたらGeekTool.prefPaneというファイルを自分のPreferencePanesフォルダに入れるだけだ。あとは、「システム環境設定」から、GeekToolを開けばいい。すると、こんな画面になる。
三つのアイコンから一つを選んで(たとえばShell)カーソルでつかんで、デスクトップの自分をそれを配置したいところで離すと、黒っぽい枠が置かれると同時に、左のような設定窓が表示される。ここの「Command」というところにコマンドを入れればいい。カレンダーだったらcalでいいのだけど、「cal | sed "s/^/ /;s/$/ /;s/ $(date +%e) / $(date +%e | sed 's/./#/g') /"」としてみた。参考にしたのは、lifehacker: GeekTool desktop calendarである。システム・ログを常に表示させたかったら、今度は「File」というアイコンを使って新しい枠を設置して、/private/var/log/system.logを指定すればいい。その他、画像ファイルの表示もできる。天気の状況とか。
カレンダーだけでなく、今日や明日の予定などを表示させたかったら、icalBuddyと併用すれば簡単である。/usr/local/binにインストールされてicalBuddyというコマンドを認識してくれなかったので、絶対パスで書き込んだら動いた。これについては、「Macの手書き説明書 iCalのイベントやToDoをデスクトップに常に表示させる」を大いに参考にさせていただいた。
こんな感じになる。実際は、ここではなくて右隣のモニターに配置している。予定は本当に私の予定が表示されているので、ここには含めなかった。そんなに恥ずかしいことを予定しているわけでもないのだが。この雨雲の動きは、このURL指定では更新されないことに気づいたので削除。system.logは記念撮影用で実際には必要としていないので、すぐに削除してしまった。
テキストを返すスクリプトなら何でも使える訳だから、何か本に関係のあることを表示させたいのだが、今のところあまり必然性のある内容が思いつかない。RSSでニュースを取得して表示させるとかなら、まあ判らないでもない。何か思いついたらまた本欄で報告しよう。