2009-09-06 11:03:55
このところ更新が滞っていたのは、住まい探しで疲れていたから。慣れない買い物は辛い。ふだんの買い物も嫌いなのに。
その気になった物件がさきに取られてしまったので、振り出しに戻って探し直す。しかし、妻と私の両方の許容範囲に入るものがまったく見つからない。このまま住まいを見つけることができないのかと思っていたところに、変わった中古マンションを見つけた。梵寿綱という人が手がけた建物だった。私もよく知らなかったのだけど、詳しいことは、「梵寿綱すたいる」で知ることができる。日本のガウディとも云われるらしく、その建物はかなり特徴的な姿をしている。それがどの程度かは、池袋の建物二つの姿を紹介しているぬいぬいさんの旅行ブログを参考にしていただくことにして……おや、これはブログに貼って紹介していいようになっているのか。貼り付けてみよう。
タグが公開されているのだから、こいつを使って紹介してもいいということなのだろう。駄目ですよということなら、外せばいいのだけど。
リンク先を見れば判るように、綺麗な撮影で梵寿綱の作品を紹介してくれている。こんなところに暮らしたいと思うのが普通だろうが(違うか)、調べてみるとほとんどが賃貸である。ということは今回見つけたのは珍しい分譲物件ということになる。梵寿綱作品とはいうものの、梵寿綱を名乗る数年前に建てたものなので、比較的おとなしい造りになっている。壁から腕が生えたりしていないし、人間椅子も配置されていない。でも、駐車場横に壁画があったりする。塀に環状のものが垂れ下がっているような装飾があるのは、共通している。
こんなところに住めるだろうか。
ということで、部屋を見に行って、長期修繕計画、修繕履歴、管理組合規約などを集める。購入の意志があるということで、購入申込書をかいてきた。銀行のローンの審査も待たなければならない。
しかし、「重要事項に係わる調査報告書」に大規模修繕計画はないと書いてあるのに、管理会社の長期修繕計画報告書には、数年後に大規模修繕としか思えない工事が予定されているのはどういうことだろうか。それにこの計画に従うと数年後に修繕積立ては破綻する。どういうことなんだ。