2009-09-22 17:56:06
今日は池袋で二つ。二つはすぐ近くにある。どちらも南池袋二丁目である。
Royal Vessel 「輝く器」と梵寿綱すたいるで名付けられているこの建物は、現実世界では東商ビルという名前で探した方が見つけやすい。一見、普通のビルであるが、1990年に造られたこの商業ビル(店舗、事務所、および施主の自宅だそうである)は、1m角のアルミ鋳物パネルに玉虫色に輝くスタンドグラスの細片を嵌め込んだもので外観が作られているという。
入り口には雰囲気の悪い電飾があったりして、写真が撮りづらい。ただでさえ、撮るところがないというのに。仕方がないので、ここの写真を撮る人が大抵そうであるように、私も足下の変な像を撮ってみる。
直ぐ近くにあるのが、「斐醴祈:賢者の石」であるが、ルポワ平喜という店舗と賃貸事務所・賃貸住宅が入っている建物を探す方が判りやすい。こちらは1979年築。賢者の石という名前が付いているが、錬金術の研究をしているわけではなく、一階は平喜屋という酒問屋である。
今回も中へ入れず退却。臆病者である。かろうじて、入り口から中を覗いて壁から生えて明かりを掲げている腕を撮影した。この奥の姿は数日前に紹介した「ぬいぬいさんの旅行記」を参考にしていただこう。カンパネルラ氏のブログ「一応、カンパネルラ」にも多数の梵寿綱写真があるので、臆病で物ぐさな私が撮影できなかったようなところも綺麗な写真で紹介してくれている。「Royal Vessel」、「斐醴祈:賢者の石」、「斐醴祈:賢者の石 エントランス再び」あたりが、今回の2件に関する記事である。
次回があるかどうかは判らない。