2009-09-24 21:28:14
住まいを探しながら、本さえなければこんなに悩まなくて済むのにとつくづく思う。私は本以外にはあまりものを持っていない。机の上もきれいさっぱり片付けているから、こんな具合である。
ここは、数日前に写真を載せた書棚がいっぱいある部屋ではなくて、机のある部屋なのだが、書棚がなかったら人間が住んでいるとは思えないような部屋である。本がたくさんある部屋をどう作ったらいいか、参考になる例というのは実は少ない。本や雑誌に紹介されているのは、大金持ちの家としか思えないようなものが多いのである。私には到底無理なものばかり。金持ちしか本を溜め込んではいけないのかも知れない。貧しい者が本を溜め込むと、床が抜けたり、積み上げた本が崩壊して生き埋めになったりする。
そんなことを考えながら部屋を探していたときに見つけたのが、私の部屋自慢:愛する本に囲まれた“図書館ハウス”である。LiVESという住宅・インテリア雑誌のサイトにある。とは云っても、写真は数枚だし、間取り図などもなくて物足りないところはあるが、本がいっぱいの家に住みたいという人の住まいは少しでも参考にしたい。
本を収納するというと、よく見るのが階段の壁を全部書棚にしたもの。やはり階段の壁がいいのか。私が買いたいと思っているマンションでは、階段はないのだが。
どうすればいいのだろうか。広い部屋に住めということなんだろうが、それが難しいのである。それでも部屋は探さなくてはならない。見つかるまで、住むところは探さねばならないのだ。