2009-10-25 11:35:50
数日前にiMac、Mac mini、MacBookなどの新製品が発表された。Windowsを使わない私にはWindows 7の発表は別世界のどうでもいい話題で、関心事はAppleの新製品だ。気になったのは、Snow Leopard Server搭載のMac mini(MC408J/A)。光学ディスクドライブがないサーバ専用Mac miniである。面白いのだが、今のところ必要性があまりないので、購入は諦める。このサーバもDell PowerEdge T100が何の問題もなく動いているのだから。音も静かで快調である。この部屋で一番うるさいのは、外付けハードディスクだ。
次に気になったのは、Magic Mouse [Magic Mouse、Amazon.co.jp] である。iPhone/iPod touchのように、二本指操作ができるのだという。
何度か書いているが、私は右利きだが左手でトラックボールを操作している。以前、右腕が痛くて動かなくなったときに、右の負担を軽減するためにマウス/トラックボールの操作の担当を左手に変更したのである。今も右腕右肩が痛くて困っているが、左手はトラックボール操作以上の仕事ができなくて、悩んでいる(わけはない)。字を書いたり、歯磨きをしたりは、どうしてもできなかったのだ。
このMagic mouseは左右対称で、「左右対称なデザインのおかげで、右利きなら右手に、左利きなら左手に、Magic Mouseはぴったりフィットします。システム環境設定で右ボタンと左ボタンを入れ替えて、左利き用に設定することも簡単です。」と紹介されている。この頃、左右非対称の右利き用マウスやトラックボールが幅をきかせていて甚だ不愉快な思いをしていたのだ。左右対称マウスへの支持を表明するためにも一つ購入したくなった。しかし、いろいろ複雑な操作を私の不器用な左手が習得できるのだろうか。
「Magic MouseはBluetoothでMacとワイヤレスでつながるので、わずらわしいコードやアダプタを気にする必要はありません。」というようにワイヤレスであることを売りにしているようだが、単三電池2本を使うマウスは重くはないのだろうか。それに電池が切れたら動かなくなってしまうわけだから、本当は無線よりも有線が好きである。「最大9.1mまで離れて使うことができます」なんて書いてあるが、そんな遠くからマウスを操作したい奴なんているのか。そもそもコードがなかったら、尻尾がなくなってしまい、「マウス」にならないではないか。尻尾のないマウスは痛々しい。
などといいながらも、アップル・ストアに註文してしまった。届くにはしばらくかかりそうである。その間に、紛失しないように本体に繋いでる紐を用意しておこうかと密かに考えている。