2009-11-01 19:29:04
まだまだいろいろな手続きが残っているのだが、予定通りに進めば今月末には引き渡しが完了し、生まれて初めてのマンションの購入となるはずである。
その後は若干の改装を行ってから引っ越しである。年明けくらいだろうか。家具などをどこに配置するか考えなければならない。が、私は埼玉にいて、妻子は福岡にいる。相談しづらいこと甚だしい。引っ越しも二段階である。あらかじめうまく相談できないものだろうかと考え、オンラインで間取りを共有しながら住まいのプランを相談する仕組みはないか探してみた。MacでもLinuxでも動いて、無料なものが望ましい。
候補はFloorplanner、Sweet Home 3D、そして、Google ScketchUpの三つである。Floorplannerはオンライン機能のみ。ブラウザでログインして使う。1ファイルまでなら無料。共有設定もできるし、WWWサイトに埋め込むことも可能。Sweet Home 3Dは、オンライン版とローカル・アプリケーション版の両方がある。アプリケーションは、Mac、Windows、Linux、SunOSの何れでも使用可能である。素晴らしい。Google SketchUpはローカル・アプリケーションでMacとWindowsで使える。どれも一長一短があるが、Google SketchUpは難しそうなのでやめた。家を建てる人にはいいかも知れないが、今回私の関心は間取りと内装だけである。
最初に使ってみたのは、Sweet Home 3D。下のように上部にメニューがあって、左上に材料一覧、その下に配置した部品、右上が平面図、右下が立体図である。
でも、どうも難しい。慣れないだけなのだろうが。ドアの向きが自分の思うように変えられなかったりする。とりあえず、ファイルの保存先をDropboxのようなところにしておけば、どこででも編集できるようにはなる。ところが、Linux版を使おうとしたら、メニューが文字化けしてしまった。設定を変更しようとしたら、アプリケーションが異常終了してしまう。うまく変更できないので諦めた。使用環境はUbuntu 8.10である。オンライン版を使えばいいのだろうが、ちょっと動きが遅いように感じられた。
何とか私でも使えそうだと思ったのはFloorplannerだ。日本語対応だと思ったのだが、私の環境では間取りに日本語が表示できなかった。ブラウザが英語版だからだろうか。これを家族で共有すれば相談するときに便利である。
高さの設定もできて、立体図への変換表示もできる。影の計算に少し時間がかかるようだが。
これをブログに貼り付けたりする機能もついている。実に便利である。これで無料なのに驚かざるを得ない。これからいろいろ採寸してものを配置していくことにしよう。