2009-11-17 22:52:19
前に紹介したegbridgeの後継である仮名漢字変換プログラム「かわせみ」が、Gizmodo Japanで絶讃されていたので、試しに使ってみた。試しに使うのだから、とうぜん試用版だ。
「かわせみ」サイトで試用版をダウンロード。とはいっても、試用版と製品版に違いはなく、登録コードを入力しなければ自動的に試用版モードになる。インストーラの指示にしたがって、インストール。再起動すると使えるようになっている。egbridgeが開発停止になってから、やむなくATOKを使ってゐたのだが、Snow Leopardになってから、Controlキー+スペースキーでの入力モード切り替えがうまく行かなくなって苛々していたのだった。一瞬変わったのかなと思う動きをするものの、もとに戻ってしまうのだ。私は気が短いので、かなり苛々するのである。
「かわせみ」ではそんなことはない。確実に切り替わる。よかった。次にATOKで使っていた(もともとはegbridgeで)ユーザ辞書を登録する。実は私はもう一つの日記では歴史的仮名遣いを使っているのだ。だから、歴史的仮名遣いの変換辞書がないと大変苦労する。「いふ」で「云ふ」にすぐに変換してくれないと困るわけだ。~/Application Support/JustSystems/ATOK/Dictionaries/rekishi_dicというユーザ辞書を選んで追加した。すると下のように表示される。
その他、ローマ字「WI」を「うぃ」から「ゐ」へ変更したり、こまごまとしたところまで自分好みの動作を設定できる。
先にあげたGizmodo Japanでは、「とにかく動作が速い」と書いてあったけれども、ATOKがそんなに遅いと感じていたわけでもないので、「まるでOSをアップデートしたかの様な全体的なパフォーマンスの向上を体験」は得られなかった。でも、入力モードの切り替えでいらいらすることもなくなったし、歴史的仮名遣いの入力も軽快にできる。安いから購入して長く使っていこうかという気分になりつつあるところである。