2009-12-01 22:02:36
本のページを捲るロボットというと、人間のような姿の、たとえば美しい女性のような姿をしたロボットがそっと本のページを捲る様子が頭に浮かんだだろうが、残念ながらそうではない。それでも、本のページを機械が捲る様子には、何か新鮮な驚きを感じる。
Gizmodo Japanの記事で知ったもの。その記事ではあまり高い評価は得られていないようだったが、私は感動しました。ページ捲りロボットにそうお伝えください。
そのうち、ページを捲りながら朗読なんかしてくれたりするロボットが現れるかも知れない。いずれは、勝手に本を買ってきて、「面白そうな本が出ていたので買っておきました」などといって読んでくれるかも。でも、だんだん趣味が合わなくなって、
「もう村上春樹はやめてくれと云っただろう」
「あんなにお好きだったではありませんか」
「一体何年前のことを云っているんだ。『ノルウェイの森』以降はもう駄目なんだ」
「この『1Q84』の評判はなかなかいいようですよ。世界中で刊行されるやベストセラーになっています」
「ベストセラーは嫌いだ!」
などということになったらそれも怖い。