2009-12-09 21:57:55
TVCMで買う商品を決める奴がいるのかと云った直後に、「お父さんのチャーハン」を見ながら註文ボタンを押していた私だが、東京ガスから電話がかかってきて、ガス栓の交換工事は今度の土曜日はできないと云われてしまった(部屋のガス栓の形が古かったので、交換工事の依頼をしたのだった)。一日工事の予定が入ってしまって、もう入れる余地がないという。翌週の19日でいいかと云われる。どうしようもないので19日にせざるを得ないが、それまで暖房のない状態で過ごせということになる。
「予定が埋まっているなら仕方がありません。でも、19日までに凍えて死んでしまうかも知れません。工事に来て誰も出てこなかったら、凍え死んだと思ってください」
「……」
「いや、嘘です。そんなことはしません。電気のファンヒーターでも買うことにします。家族の反対を押し切ってガスファンヒーターにしたのに。だからガスには反対したんだと云われてしまいますよ」
「……」
「きっと娘もチャーハンが食べたいと云ってくれなくなると思います」
「チャーハンが駄目なら、山菜料理は如何でしょうか」
などという会話が交わされるはずはないが、東京ガスのTVCM「家族の絆・山菜の味篇」も素晴らしい。
再び号泣しながらオンラインショップの註文ボタンを連打しそうになる私であった。今回は、Panasonic セラミックファンヒーター DS-F1202-Cである。東京ガスとは関係ないのだけど、ガス栓の工事をしてくれないのだから、仕方がない。価格を比較してみると、Amazon.co.jpが妙に安いのでここにしよう。でも、ここは配達日が指定できないのだった。註文するのは金曜日にしなければなるまい。危うくまた号泣しながら連打してしまうところだったではないか。
でも白状すると実は山菜の味はよく判らない。