2010-03-15 09:48:45
梵寿綱の建築物を見て回ったときに、人間の腕が支えている照明や人間椅子を見て狼狽えながらも目が離せなかったわけだが、当然のことながら、自分もそんな照明や椅子が欲しいなと思ったのである。私だけではないはずだ。
梵寿綱設計の建物にある照明の一例
インテリアハックの「不思議の国に迷い込んでしまったかのような収納家具」という記事に、Human furniture collectionという、人間が支える家具のデザインが紹介されていて、目が釘付けになったのだった。
ずいぶん生々しい足である。脚が好きなのかな、このデザイナーは。私は腕が支える照明が欲しいのだが。椅子もないのはなぜだろう。
これなら一つ買って部屋に置いてみたいと思うのだが、市販されているわけではないのが残念だ。運んでいるときに足でも踏んだら思わず謝ってしまいそうだが。もっと怖いのは、運んでいるときに足を踏んだら「痛いっ!」って声がしたときだろう。走って逃げられるとか。でも、二人は向かい合っているから走るのは難しいだろう。一人は後ろ向きに走らなくてはならないから。そうやって見ると、上の写真の右端のテーブルはちょっと気持ち悪いな。