2008-06-26 23:19:06
ubuntuにインストールしたATOK X3 for Linuxをいろいろ試してゐたら、自分で作った歴史的仮名遣ひ辞書を標準辞書に追加したり、ユーザ辞書として追加したりしゐたのだけれども、この頃のATOKの場合、「文語モード」にすればそれだけでもう問題なく歴史的仮名遣ひが変換できるやうだ。前から「文語モード」のことは知ってゐたのだが、「文語モード」っていふくらゐだから、文語で書かなければならないと思ひこんでゐたのだ。普通の現代文(口語文)を入力してもちゃんと変換してくれるではないか。標準モードだと、自分でハ行四段活用の動詞を追加して、たとへば「云ふ」といふ語を登録して安心してゐても、「いはう」と入力しても「云はう」と変換されないのである。未然形(已然形)は標準モードでは変換してくれないのである。それが、文語モードでは「いはう」と入力すれば「云はう」と変換してくれる。私が大事に育ててきた歴史的仮名遣ひ変換用辞書は不要だったやうだ。この際、MacもATOKにしてしまはうかな。ATOK 2008 for Macといふのが来月出るといふではないか。買ってしまはうか。さうして、文語モードで使ってみようか。
ああ、気がついたら歴史的仮名遣ひで書いてゐるぢゃないか。ここでは現代仮名遣ひで書くことにしてゐたのに。まあ、いいか、今日は。