2010-05-12 23:24:34
一昨年の夏は元気に育つ水苔と食虫植物が我が家にはあった。昨年は建物の外壁工事と引越しにやられて死にかけた水苔と食虫植物を見守ってきた。今年の引越しのとき、食虫植物を連れて来なかった。なんていうことをしてしまったのだろうと、後悔で夜も眠れないほどだった。いつかまた一緒に暮らそうと心に誓う夜が続いた。
数日前に埼玉の家に行ったとき、ハエトリソウを連れて帰ってきた。水苔の中にもぐり込んだ蛙にひっくり返され、もはやこれまでかと思ったハエトリソウだが、また水苔の中に埋め込んだら何とか命をつないだようだ。水苔を新しくする。ほんのすこしだが、生きている水苔も見つけたので、それも一緒に植え替える。
この写真では見づらいかも知れないが、左上の方に生きている水苔がある。
サラセニアは死んでしまった。そんなふうにきちんと世話ができないこの頃なので、もう食虫植物を買うのはやめようと心に決めたはずだった。しかし、ムシトリスミレの写真を見た途端、どうしても欲しくなり註文してしまった。生協のカタログに載っていたのだ。
小学生の頃から欲しかったムシトリスミレである。夢にまでみたムシトリスミレである(ちょっと嘘かもしれない)。新しい水苔に植え替える余裕もなく、水をやって様子を見ているところ。
ところで、この説明書に、「水をあげる」としきりに書いてあるのが気になってしまう。植物には基本的に水は「やる」もののはず。まあ、食虫植物とは関係はないのだけど。