2010-06-16 08:25:15
neuerdings.comで見つけた変なタイプライター。この頃めっきり使わなくなったけれども、昔は欧文の手紙はタイプライターで打っていた。英米の書店に註文をするのもタイプライターで打った手紙だった。返事もタイプライターで打った手紙だった。カーボン紙で複写したものだったりすることもあった。レーザープリンタではカーボン紙は使えない(必要もないけど)。
手動だと小指で打つq,a,zやp.?が薄くなったり、.や,が紙を突き破ったりしたものだ。電動になったらほどよい力で打ってくれるので、仕上がりが綺麗になった。タイプライターはぱしぱし紙を叩く音が如何にも文を打っていますという感じがしたのだが、レーザープリンターはうぃ~んという唸り声しか聞こえない。
そんな物足りなさを抱いている人のために登場したのがUSBタイプライターである。まずは動画をごらんいただきたい。
キーを叩いていくと、液晶画面上のウィンドウ内に文字が入力されていく。文章を書くときに懐かしい手触りのキーで入力ができるというわけだ。いまどき、どれほど「懐かしい」と思う人がいるか判らないが。PS、Mac、あるいはiPadで使えると書いてあるのだが、ノート型コンピュータの本体部分はどこにあるのだろう。この動画や写真ではよく判らない。自作キット、カスタム註文など何れも350ドル。