2010-08-20 00:41:13
そろそろ新しいノートパソコンかミニノート(ネットブック)が欲しいと思っていたのだが、どうしても資金調達が厳しい状況が続いている。どうしてそんなことを思うのか、Inspiron mini 9があるじゃないかという声がどこからともなく聞こえてきた。そうだ、Inspiron mini 9はまだまだ使える。
この日記を何年も前から読んでいるという奇特な方がいらっしゃるかどうかは知らないが、Inspiron mini 9は、ubuntu版が出てすぐに註文したら、製品が発送されるまでに一ヶ月以上かかり、その間に大幅値下げされたのに、すでに代金は支払い済みだったので、無駄に高い買い物をさせられたという甚だ不愉快な思い出のある代物なのだ。不愉快な思いはなかなか消えないものである。
二年前もやはり資金不足だった。だから、本体のSSDは4GBしかないのだ。システムをインストールするのにやっとで、この頃は、容量不足でシステムの更新もできなくなっている。ここは大容量のSSDに換装すれば、まだまだ使えるんじゃないかと考えた。しかし、ここでまた大容量のSSDを買うには資金が足りないという現実に直面したのであった。仕方がないので、中容量(という分類を勝手に作った)のRunCore 16GB MLC (Dell Inspiron Mini 9用 RCP-I-M5016-C)をAmazon.co.jpに註文した(販売発送はサルテックという会社である)。値段は8800円。送料が500円である。
あとは品物が届くのを待つだけであるが、その間にシステムのインストールの用意をしておこう。Inspiron mini 9はCD/DVDドライヴがないので、USBメモリからの起動となる。そこで、起動・インストール用USBメモリを作ることにした。デスクトップubuntuでまずは、Ubuntu Netbook Editionをダウンロード。そのISOファイルを使って、USB起動ディスクを作れと書いてあったのだが、作れなかった。4GBなので、容量がたりないということはないのだが。一度、起動・インストール用CDを焼いて、それを使って起動用USBメモリを作った。4GBの容量である。
画像はDesktop版のときのもの。こんな画面が出て、あっという間に起動ディスクが作れるのだ。
あっという間にできるので、こいつをInspiron mini 9に差して、起動が始まったら素早く0を押す。すると起動ディスクを選べるオプション画面が表示される(これは次回の起動のときには忘れられてしまうので、また設定しなければならない)。起動すると、今すぐインストールしますか、Ubuntu netbookを試してみますかという選択肢が示されるので、「試す」をクリックしてみる。何だかずいぶん時間をとってようやく最初の画面が出てくる。
ネットブック版なので、普通のDesktop版とはずいぶん違う。アイコンが大きくて、シングルクリックで開けるようになっている。Files&Foldersというパネルを出すと、SDカードも認識されていることが判る。
無線LANは最初は動かない。ドライバーをインストールして、再起動すると使えるようになる(だから、最初は有線接続ができないと困ることになる)。ただ、今回は認証パスワードがどうしても受け付けられず、些か困った。このドライバーやその設定は再起動でも消えることはない。
無線接続に一抹の不安を残しつつも、SSDが届くのが楽しみでならない。