2010-10-25 18:40:12
音楽CDを聴くときには、最近ではもっぱらハードディスクに保存して、MacならiTunes、UbuntuならRhythmboxで聴いている。Macその1で聴くときにはMacその1に保存したファイルを、Macその2で聴くときにはMacその2に保存したファイルを、Ubuntuで聴くときにはUbuntuPCに保存したファイルを聴くことになる。どの曲がどこに保存されているか判らなくなって、しかも複数のハードディスクにばらばらに保存するのは効率が悪い。ということで、音楽ファイルサーバFireflyを使ってみることにした。
Ubuntuの人は、Ubuntu Tips/サーバー環境/iTuneサーバ、「Firefly」を参考にすれば簡単である。インストールは旧名で呼び出す。
sudo apt-get install mt-daapdこれだけでいい。うっかりしやすいのは、ファイルを保存するフォルダ(ディレクトリ)のアクセス権限くらいだろうか。上のサイトで詳しく説明されているのに、私は間違えていた。757にすればいいと書いてある。
設定はブラウザで、http://localhost:3689を開けば簡単に変更できる。管理者パスワードの変更とか、音楽ファイルを読むときのパスワードの設定とか。
Fireflyの画面で、スキャンを実行すれば準備完了。すると、iTunesに共有サーバが現れるという。ところが、現れない。いろいろ悩んでサーバ側の設定を検討したりして、いつの間にか数時間。ようやく気がついたのは、iTunesの方で、「共有されているライブラリを検索する」にチェックを入れておかなければならないのだ。困っていたのは私だけだったようなので、地球上の私以外の利用者は皆チェックを入れていたらしい。
するとちゃんと共有ライブラリが表示される。
Rhythmboxでも、こんなふうに表示される。でも、サーバ機のRhythmboxでは利用できない。それに気付かず、また時間を無駄にした。やれやれ。
Rhythmboxで利用するときの、パスワードの入力方法が判らない。
10/29追記:Rhythmboxでも最初のアクセスのときにパスワードを入力する小窓が出てきた。
11/14追記:ブラウザからだとパスワードや音楽ファイルを置く場所の変更ができなかった。/etc/mt-daapd.confを書き換えてから、sudo /etc/init.d/mt-daapd restartとやって、設定変更を読み込ませたら、変更できた。