2011-05-22 13:30:53
本欄の更新もなんと二ヶ月半ぶり。地震があって、予定通りにいろいろなことが進まなくなったりしたからだと思うけれども、特に何か被害があったわけでもないから、多分ただの言い訳だろう。
iPad2を買った。iPadについてはこれからいろいろと書いていこうと思うが、今日は公衆無線LANの話である。iPad2を註文するとき、3Gの有無と容量16GB、32GB、64GBの組合せで生じる6種から選ぶことになる。圧倒的な資金不足で記憶容量は16GBしかあり得ない。当然3Gは無しである。モバイルWi-Fiも検討したが、資金不足で断念。公衆無線LANがどこまで使えるのかを試してみることにした。
実は以前からWi2 300というのを契約していたのである。月に380円。これくらいなら何とか払える。しかし、この頃、全然接続できなくて、アクセスポイントは増えるどころか激減しているんじゃないかと疑っていたが、大間違いだった。iPod Touchで使う接続用アプリケーションが新しくなっているのに気づかなかったのだ。古いのはもう使えない。
App StoreでWi2Connect4というのをダウンロードする。iOS4以上だったら、これを使う。そして、WiFiプロファイリングのダウンロードを行い、指示に従って設定する。これでもう使えるようになったと勘違いした私は、早速街でWi2アクセスポイントあるいはBBモバイルポイント、LivedoorWirelessのアクセスポイントに接近するたびに、接続を試みた。すると、
というエラーが出てしまうのだった。「ネットワークに接続してから」とはどういうことか。これを使って接続しようとしているのではないか! と怒り、嘆き、狼狽えた。すごすごと家に戻り、ひとしきり呪詛の言葉を吐き続けた。しかし、そんなことで物事は解決しない。しばらく検索していたら、どうやらネットワークキーが必要だということが判った。それは、Wi2 300のサイトから、「マイページ」にログインすると判るようになっている。知らなかった。iPod TouchやiPadのWi-Fiネットワーク設定で、「接続を確認」がオンになっていれば、初回のみネットワークキーの入力が必要で、以降は自動的に接続されるようになる。もちろん、Wi2 300のユーザ名とパスワードも接続の種類に関係なく最初に一回だけは入力しなくてはならない。
先ほどのエラー表示が出たら、OKを押すと接続の種類を選べる画面が出るので、(出なかったらWi-Fi設定画面から入力すればいい)、そこからWi2 300で使える接続の種類、すなわち、Wi2、wpapsk、wifi_square、mobilepoint、livedoor-webの何れかががあればそれを選んでネットワークキーを入力する。Wi2とwifi_squareはパスワードがない。wpapskとlivedoor-webには長いキーと短いキーが案内されているが、短い方では接続できなかった。特にlivedoor-webのキーは長いので、コピー&ペーストできるように準備しておいた方がいい。「マイページ」でMACアドレスを登録しておくと、ユーザ名とパスワードの入力を省略できるというので、私はiPod TouchとiPadのMACアドレスを登録した。MACアドレスは、「設定→一般→情報」で示されるWi-Fiアドレスで確認できる。
街を歩き回って、Wi2、wpapsk、wifi_square、mobilepoint、livedoor-webの接続を確認した。これで、アクセスポイントを捕まえたら自動的に接続してくれるようになる。さらに、フリースポットでも接続したので、これを見つけたときも自動的に繋がる。
さて、私は自宅でFLET'S光ネクストを契約しているので、月210円でフレッツ・スポットが使えるはず。街を歩いているときによくアクセスポイントが表示されることに気づく。これも追加したらかなり接続しやすくなるのではないかと思ったが、残念ながらiPod TouchやiPadはPPPoE接続はできないので、これは利用できないのだった。
でも、いつでもどこでもとは云えないまでも、街中でもそれなりにネットに接続できるようにはなった。資金がないのだから、これで我慢するしかない。もっとも、それなりに接続できるのも東京の山手線の内側に限られるようだが。我が家の周りにはほとんどアクセスポイントはない。