2011-05-24 17:17:48
今年の春は涼しかったが、五月の連休も過ぎて朝顔の種蒔きの季節になった。我が家のベランダには、前の持ち主、そしておそらくその前の持ち主から、もしかしたら分譲時からそこにあるのではないかと思われる大きな鉢があるのだが、その土を掘り返してみると、私が苦手とする虫がたくさんでてきた。白くてぶよぶよして、足が前の方についていて、じっとしているときは丸まっているが、動くときは体を伸ばして、うにうに這って進む虫である。簡単に云うと、カブトムシの幼虫の小型版みたいなものだ。
調べてみるとコガネムシの幼虫のようだ。気持ちが悪いから写真は撮っていない。私にも気持ちが悪いものはあるのだ。
そういえば、昨年の夏、花を貪り食っていたコガネムシがいた。こいつだ↓。
こいつの子供たちだったのか……かどうかはよく判らない。たくさん、コガネムシの幼虫がいた鉢のゼラニウムは根がほとんどなくなって枯れてしまった。コガネムシの幼虫は草の根を食うらしい。二つの同じような鉢に植えたゼラニウムが、片方はにょきにょき伸びて葉を茂らせ花を咲かせたのに、もう片方の鉢のゼラニウムは全然伸びないと思っているうちに枯れてきてしまった。それで変だと思ったわけだ。
このゼラニウムはこの部屋の前の持ち主かそのまた前の持ち主から残されていたものである。
そんなわけで、気持ち悪い虫を掘り返して見つけられるだけ見つけて、捨てた。被害が続くようなら薬を買わなくては。
さて、朝顔の種蒔きの季節であると冒頭に書いたが、今年註文した新種は苗で届けられた。「しだれ咲き朝顔恋しぐれスカイブルー」という品種である。サカタのタネから買った。早速、苗は鉢に植えたが、その苗は蕾や種がついていたのだった。どういう生育環境なのか。種はけっこう大きくなっていた。まだ葉もそんなに多くないというのに。植え付けた翌々日、ついていた花が咲いた。夏になって、こんな花がたくさん咲けばいいと思っているのだが、うまく育つだろうか。