2011-05-25 23:32:03
まだiPadの話は始まらない。iPad2を買うのを機会に、iPod Touchもう少し活用してやろうと思って、公衆無線LANについて検討したというのは報告したとおり。折角だから、メモ帳としてももっと活用しようと心に決めた。
iPod Touchには「メモ」というアプリケーションがあるのだが、ほとんど使っていなかった。入力方法がどうも苦手なのだ。両手の指でキーを打つなら得意なのだが、あの文字入力はどうにもつらい。
手書きならどうかと考えた。紙のメモ帳は電源を入れる必要もなく、ペンで書けばいい。手書きならもっと気軽に入力できるのではないか。そんな人のために、手紙メモ帳アプリがあるのだ。しかも、いくつもある。早速、SpeedTextというのを買ってみた。230円である。指先で文字を書いてみた。一文字ずつ認識されて文になっていく。一つ一つが文字という扱いなので、挿入や削除が文字単位でできる。が、文字そのものを認識しているわけではなく、一文字という単位で動くというだけではあるけれども。
入力したものは日毎に並ぶようになる。機能としては申し分ないのだが、あまりにも字が汚い。やはり指先での入力は、接点が判りにくいから、なかなか難しいのだ。スタイラスペンとやらを買ってみようと思ったのは、その汚い文字を見て数秒後のことだった。いろいろ探して、比較的値段の安いスマートペン ホワイト PBJ-90をAmazon.co.jpに註文した。1360円である。もちろん、iPadでも使うつもりだから、全然高くはないだろう。iPod Touchと並べて写真を撮ってみた。
早速これでメモを書いてみよう。私は喜びに震える手で、メモを書いた。どれだけ文字が改善されるだろうか。入力された文字を見て驚いた。汚い! 字が汚いのは指先で書いたからではなかったのだ。私が字が下手だからだったのだ。何ということだ。気がつかなかった。
やはりここは、字が綺麗な人の指を借りてくるしかないか。