2022-04-03 06:46:05
もう四月である。もっと頻繁に更新しようと思っていたのに。
この3ヶ月間での朝顔に関する大きな出来事は、水耕栽培である。水耕栽培装置を使って室内で年中朝顔を育て、花を咲かせ、種を採りたいと思ったのである。
朝顔を育てるのに必要なのは、栄養と温度である。花を咲かせるのに必要なのは日照時間の調節である。室内に植木鉢を置けば温度は人間が生活する室温に置くことはできる。が、植木鉢は邪魔だ。マンション住まいで厄介なのが植木の土である。そこで水耕栽培ならどうだろうと考えた。早速註文して届いたのがこの装置である。
iDOO 水耕栽培キットをamazon.co.jpに1月3日に註文した。そして翌日に届いた。スポンジに、桔梗咲き朝顔とマルバアサガオの種を埋込んで数日待つと芽が出てきた。一緒に、青梗菜や紫蘇、イタリアンパセリなども蒔いた。後でこれは後悔した。
朝顔は順調に育っていった。この頃、照明は16時間のONと8時間のOFFである。下は1月16日の写真。
どんどん育つが青梗菜が邪魔になってくる。
あまりにも邪魔になったので青梗菜は食べてしまった。すっきりしたが、今度はイタリアンパセリや紫蘇が邪魔になってくる。
なかなか花芽が付かないので、短日処理を行なう。照明を12時間照射、12時間の消灯にした。消灯しても部屋の明かりは点いている。書斎だから暗闇にはできない。そこで、仕事から帰ると黒い布を被せることにした。さらに、葉を1枚、アルミ箔で覆う処置を施した(2晩)。黒い布は二週間くらい続けただろうか。その頃になって蕾が見えてきたので、布を被せるのはやめた(面倒臭いのだ)。
最初のマルバアサガオの花が咲いたのが3月2日。種を蒔いてから56日だろうか。そんなに遅くないかも知れない。桔梗咲きは3月13日に最初の花が咲いた。種を蒔いてから67日目。こんなものだろうか。
写真は最初に咲いた日のものではない。
そして今は種ができるのを待っているが、もうしばらくかかりそうである。
ということで、まあ何とか、真冬でも朝顔を育てて咲かせて種を採るのは可能なようだ。水耕栽培でもできる。水耕栽培装置のいいところは照明にタイマーがついていることである。
水耕栽培については自作の装置でミニトマトを育てたりした話もあるのだが、ここに書く元気があるかどうかは判らない。