2008-09-14 13:16:35
Firefox 3 Hacks(O'Reilly, 2008/8/27)という本が昨日届いてぱらぱらと捲っていたのだけど、何だか難しい話ばかりじゃないかと感じて本を閉じそうになったときに、ふと目にとまったのが280 Slidesに関する記事だった。早速サイトを訪れて、試用してみた。簡単にいうと、オンラインでPowerPointやKeynoteのようなプレゼンテーション材料を作成できるサイトである。所謂スライドいうやつだ。だから、サイト名も280Slidesというのだろうが、280が何かは知らない。
使用感はPowerPointよりもKeynoteに近い。AppleのKeynoteを使っている人は少ないだろうけれども、私はPowerPointよりも100倍くらい使いやすいし、出来映えは256倍くらい綺麗だと思っている。MacOSXでしか使えないけど。
とにかく、簡単にスライドが作れる。ファイルは向う側(サーバ)に保存する仕組みになっていて、インターネットに接続できれば、いつでもどこからでも作業ができる(逆に言えばインターネットに接続できないとなにもできない)。
下のようなアイコンがあって、ファイルを保存したり、開いたり、図を描いたり、文字を書き込んだり、まあ普通のスライド作成作業は簡単にできる。できあがったものをPowerPoint形式やpdf形式で出力することも可能。残念ながらKeynote形式なんてものはない。当然だけど。
残念なのは少なくとも私の環境では日本語入力ができなかったこと。日本語仮名漢字変換が有効にならないのだ。が、別のところで作った日本語文をコピー&ペーストなら可能だった。その後の文字化けもない。下のは5秒くらいで作ったもの。
一方、Google Docsにも文書や表計算だけでなく、Presentationというのも作成できる。こちらは日本語も画面上で入力できるのだけど、何だか使いにくい。どう操作したらいいかよくわからないのだ。下のようなもの一枚作るのに何分もかかってしまった。私の要領が悪いだけなんだろうが。こちらもサーバにファイルを保存して、いつでもどこでも編集が可能。スライド表示モードがあるから、全画面表示にして発表にもそのまま使える(かも知れない)。
Firefoxの本で見つけたものだけど、MacのSafariでも使用できる。全画面表示での発表時には、メニューなどまで完全に見えなくするための工夫をするといいと思う。いろいろあるらしいが、実はよく知らない。
この頃、こういうサーバ側にファイルを保存して仕事をできるようにしようとしているのは、もちろん、ファイル保存容量の小さい小型ノートパソコンを買ったりしたからである。そんなに出張なんてないのだけど。