カテゴリー : MacOSX

このカテゴリーの登録数:106件 表示 : 36 - 42 / 106

Aug 12, 2009

久し振りにBookendsを使ってみた

ポスト @ 15:41:01 , 修正 @ Aug 12, 2009 6:41:01 | MacOSX

bookends_logo Bookendsというのは文献管理のためのアプリケーションである。書籍管理(蔵書管理)もできる。文献管理というとMacではEndNoteが昔から有名なのだが、これが個人で買うにはちょっと高い。そこで私はBookendsを使っていた。といっても無料ではない。

 EndNoteでは、Microsoft Word用のAdds-inがあって、これを使えば論文を書きながら、メニューから引用論文操作を選んでいろいろなことができるのと同様に、 Bookendsでもそんなことが可能で便利だったのだ。しかし、私はMS Wordは基本的に使わないから、全然便利でも何でもなかった。ところが、久し振りにBookendsをダウンロードしてみたら、Nisus Writer Express用のマクロがあるではないか。これを使えば、Nisus Writer Expressでもメニューから引用文献の操作ができることになる。今回の私のように、BookendsのあとにNisus Writer Expressをインストールした場合は、このマクロが自動的にインストールされないので、~/Library/Application Support/Nisus Writer/Macros の中に手動で入れてやらなければならない。

Bookends macros on Nisus Writer menu

 私はこの頃はもっぱらUbuntu上でLaTeX形式で論文を書き、引用文献の処理はBibTeXでやっていた。今まではそれでうまい具合にできていたのだが、今回投稿しようと思っている学術誌の引用文献の形式に私の技術ではうまく対応できないうえに、投稿規定には原稿はMicrosoft WordあるいはRTF形式なんて書いてあるのだ。PDFじゃ駄目なのか。やってみれば大丈夫だったりしそうなのだが、もし駄目だったときのことも考えて準備しておかなければならない。Nisus WriterならRTF形式だから対応できるのではないかと思ったわけだ。引用文献も含めて。そうした場合、数式をどうやって書いたらいいのかまだよく判っていないのだが、あたそれはあとで考えよう。

 今回試してみたのが、サーバ機能。いつからあったのかは知らないが、試したのは初めてである。Preferencesパネルの一番右にあるServerというところを選んで、「Allow Web access to databases」にチェックを入れて有効にするだけである。ポートは変更しなければ2001である。そのときのIPアドレスが表示されているので、それを使ってアクセスすればいい。アクセスに承認を設定したりもできる。ここで使えるデー場ベースは~/Library/Application Support/Bookends/Server直下に置いたデータベースのみである。だからデータベースはDocuments(書類)フォルダではなく、そこに移すなり新たに作るなりしなければならない。私はServerDB.bdbというデータベースファイルを作った。

Bookends_server_preference

 これで192.168.xx.xx:2001をブラウザで開いても何も見えない。自分でhtmlファイルを作らなければならないのだ。雛形(template)くらい用意しておいてくれてもいいのに。文句を云っていても何も解決できないので、最低限、検索と結果表示ができるページを作った。

<body>
<h2>Bookends Server</h2>
<p>
<form method=POST action="http://192.168.x.xxx:2001/BEPost">
Word or phrase to search for: <INPUT SIZE=50 NAME="Query">
</p>
<p>
    Format :
<SELECT NAME="Format">
<OPTION>BibTeX
<OPTION>Chicago
<OPTION>APA
<OPTION>Medline
</SELECT>
</p>
<p>Find in field:
<SELECT NAME="Field">
<OPTION VALUE = "allFields">All
<OPTION>Authors
<OPTION>Title
<OPTION>Editors
<OPTION>Journal
<OPTION>Volume
<OPTION>Pages
<OPTION>Date
<OPTION>Publisher
<OPTION>Location
<OPTION>Keywords
<OPTION>Abstract
<OPTION>Notes
<OPTION>User1
<OPTION>User2
</SELECT>
</p>
<INPUT TYPE="Hidden" NAME="Head" VALUE= "<h1>Search Results</h1>">
<INPUT TYPE="Hidden" NAME="Foot" VALUE="<A HREF=default.html>Return to home page</A>">
<INPUT TYPE="Hidden" NAME="ShowHitNum" VALUE="true">
<INPUT TYPE="Hidden" NAME="DB" VALUE="ServerDB.bdb"
<INPUT TYPE=Submit VALUE="Submit Search">
<INPUT TYPE=Reset VALUE="Start Over">
</form>
</body>
これを、default.htmlという名前で上記Serverフォルダに保存し、ブラウザでhttp://192.168.x.xxx:2001/default.htmlを開くと、こんな画面が表れる。

Bookends_defaul.html

 Formatというのは出力形式。ここではBibTeXを選んでいる。何か言葉を入れて検索してみると、下のような結果が得られる。

Bookends_result

 こうしてLinux側でLaTeXで論文を書いているときに、引用文献を追加したくなったらこうして追加するのに利用できるかも知れない。

Aug 03, 2009

GeekToolでニュースをデスクトップに

ポスト @ 19:23:57 , 修正 @ Aug 03, 2009 10:23:57 | PHP,MacOSX

 昨日書いたGeekToolですが、こいつを使ってニュースをデスクトップに表示させてみることにしました。ニュースを見に行って、つい余計な記事まで読んでしまうということはよくあるので、これで題名だけ見て、どうしても読みたい記事だけブラウザを開いて読むことにしよう。

 やることは簡単で、RSSで最新記事を配信している新聞社の情報をPHPで取得してタイトルを表示させるだけ。例えば朝日新聞なら、

<?php
$url = "http://rss.asahi.com/f/asahi_newsheadlines";
$rss = simplexml_load_file($url);
foreach($rss->item as $item){
  if(!ereg("AD: ",$item->title)){
    echo $item->title."\n";
  }
}
?>
という感じで。広告は外したかったので、「AD: 」で始まる項目は表示させませんでした。これを、asahi.phpとかいう名前で保存して、GeekToolのShellの一つとして指定してやればいい訳です。更新周期は10分にしました。もっと間隔を開けた方がいいかも。

asahi_news

 毎日新聞ならURLをhttp://mainichi.pheedo.jp/f/mainichijp_flashとすればいいだけですね。でも、私は日本経済新聞がいいな。ところが、日経はRSS配信をしていないのですよ。なんということだ。仕方がないので、「主要ニュース」のページからタイトルを取得するPHPスクリプトを書きましたよ。そんなことしている場合じゃないのに。

nikkei_news.jpg

 もちろん、外国のニュースだって表示できます。たとえば、ИЗВЕСТИЯなんかはどうですか。

$url = "http://rss.feedsportal.com/c/32171/f/424076/index.rss";
$rss = file_get_contents($url);
$rss = mb_convert_encoding($rss,"UTF-8");
$xml = simplexml_load_string($rss);
foreach($xml->channel->item as $item){
  echo $item->title;
  echo " (".substr($item->pubDate,18,5)." GMT)\n";
}
すると、こういうふうになるわけです。

izvestia

 これはいい! こうやってロシアのニュースが私のデスクトップに自動的に更新されつつ表示されるなんて。まったく何をやっているんだ、私は。読めもしないロシア語ニュースを表示させて喜んでどうするんだ。こんなことをしているから睡眠不足になって電車の中で倒れそうになるんじゃないか。莫迦か!

Aug 02, 2009

GeekToolを使ってみる

ポスト @ 13:17:03 , 修正 @ Aug 02, 2009 4:17:03 | MacOSX

GeekTool3_icon Ubuntuを主に使っている職場では、メニューバーの時刻のところを押すとカレンダーが降りてくる。予定を確認したいわけでもないけれども、ちょっと日付を見たいときに便利なのだが、我が家のMacにはどうしてないのだ。前にはそういう機能をメニューバーの時刻表示に付加するものを追加していたのだけど、今は使っていない。深い理由はないけれども、何となく。

 家のデュアルモニタの右側があまり活用されていないこともある。ここにiCalでもいつも開いておけばいいのだが、何となく面倒くさいこともある。カレンダーだけでいいんだけど。コマンドラインしか使っていないという人なら、Calという呪文を一言唱えればカレンダーが出てくるわけだけど、私はそうではないのだ。このあまり使っていないデスクトップに簡単なカレンダーが表示されていればいいのにと思ったら、そういうことができると判った。

 デスクトップに凝る人には有名らしいのだが、GeekToolというのを使えばいいらしいのだ。少し前に3.0になって文字コードがUTF8になったのに伴い、日本語表示が簡単にできるようになった。ダウンロードしたらGeekTool.prefPaneというファイルを自分のPreferencePanesフォルダに入れるだけだ。あとは、「システム環境設定」から、GeekToolを開けばいい。すると、こんな画面になる。

GeekTool_PrePane

 GeekTool_properties三つのアイコンから一つを選んで(たとえばShell)カーソルでつかんで、デスクトップの自分をそれを配置したいところで離すと、黒っぽい枠が置かれると同時に、左のような設定窓が表示される。ここの「Command」というところにコマンドを入れればいい。カレンダーだったらcalでいいのだけど、「cal | sed "s/^/ /;s/$/ /;s/ $(date +%e) / $(date +%e | sed 's/./#/g') /"」としてみた。参考にしたのは、lifehacker: GeekTool desktop calendarである。システム・ログを常に表示させたかったら、今度は「File」というアイコンを使って新しい枠を設置して、/private/var/log/system.logを指定すればいい。その他、画像ファイルの表示もできる。天気の状況とか。

 カレンダーだけでなく、今日や明日の予定などを表示させたかったら、icalBuddyと併用すれば簡単である。/usr/local/binにインストールされてicalBuddyというコマンドを認識してくれなかったので、絶対パスで書き込んだら動いた。これについては、「Macの手書き説明書 iCalのイベントやToDoをデスクトップに常に表示させる」を大いに参考にさせていただいた。

 こんな感じになる。実際は、ここではなくて右隣のモニターに配置している。予定は本当に私の予定が表示されているので、ここには含めなかった。そんなに恥ずかしいことを予定しているわけでもないのだが。この雨雲の動きは、このURL指定では更新されないことに気づいたので削除。system.logは記念撮影用で実際には必要としていないので、すぐに削除してしまった。

 テキストを返すスクリプトなら何でも使える訳だから、何か本に関係のあることを表示させたいのだが、今のところあまり必然性のある内容が思いつかない。RSSでニュースを取得して表示させるとかなら、まあ判らないでもない。何か思いついたらまた本欄で報告しよう。

Jul 30, 2009

iPhoneとIPod touch用のMobileMe iDiskアプリケーション

ポスト @ 21:58:25 , 修正 @ Jul 30, 2009 12:58:25 | iPodTouch,MacOSX

 今日は"Natural Language Processing with Python" (O'Reilly, June 2009) [Amazon.co.jp , 紀伊國屋]の電子版(PDF)を購入し、こいつをiDiskに保存しようと思ったら、どうしてもうまく行かない。デスクトップにマウントしたディスクにドラッグ&ドロップでコピーしようとしても、ブラウザからアップロードしようとしても、途中でエラーが発生してしまうのだ。自宅WebDAVでもエラーになってしまった。これは別のディスクに移せないファイルなのかと思ったが、scpでコピーしたところ、自宅サーバに問題なくコピーできた。結局のところ何が悪かったのか判らないままである。

 そのとき、MobileMeのログイン画面に見慣れない言葉が並んでいるのに気がついた。

iPodTouch_iDisk

 へえ、iPod touchやiPhoneでiDiskが使えるのか。さっそく、アプリケーションをインストールしてみた。

iDisk on iPodTouch

 こんなふうに、iPod touchから簡単にiDiskの中身にアクセスできるようになる。保存してあるpdf版電子図書を読んだりできる訳だ。すでにMobileMeを持っている人は、無料でディスク容量が増えることになる。MacOSXのデスクトップにマウントできるディスクなので、Macで作ったファイルをiPod touch/iPhoneで見るようにしたいときなどに便利だ。

Jul 27, 2009

タブレット版マック

ポスト @ 21:40:08 , 修正 @ Jul 27, 2009 12:40:08 | MacOSX,iPodTouch

 technobahnに載っていたのだけど、タブレット版マッキントッシュを今年の9月に発売するというのは本当なのか。確かにネットブックは出さないのかという質問にいつも否定的な答えをしていたAppleだが、ネットブックではなくこういうものを出すということだったのか。「iPhoneと同じiPhone OSを搭載」と書いてあるということは、巨大iPod touchのような感じですか。アプリケーションもアップル認定のものしかインストールできないし、勝手に書いたスクリプトを実行したりできないということを意味するのだとしたら、私は欲しくないなあ。
 こんな感じで操作するらしい。

 名前は何になるのだろう。iPhone OSが入るのだから、Macの名前は付かないだろう。iPod gigaとかだったら絶対に買いたくなくなる。いや、すでに私は買いたくなくなっているわけだけど。そろそろMacBook欲しい。iPod touch新型機が出たらそれも欲しいかも。ほとんど活用していないくせにね。

Jul 20, 2009

iPod touchで原子軌道

ポスト @ 11:10:01 , 修正 @ Sep 27, 2009 0:12:11 | iPodTouch,MacOSX

Orbital  iPod touchを買ってからそろそろ4週間になるが、まだほとんど活用していない。何しろ起きている時間の大半をパソコンの前で作業しているから、iPod touchを使う暇がないのだ。電車に乗っているときや歩いているときは、危険が察知できなくなるので音楽を聴くのは嫌だし、電車内は貴重な読書時間なのでやはりiPod touchを使う時間はない。

 私にも使える魅力的なアプリケーションはないかと思って痛い頭を抱えながらネット世界を彷徨っていたら、Atom in a Boxというのを見つけた。原子軌道(原子を取り巻く電子の軌道)の電子雲を動画で示してくれるのだ。電子の軌道は、太陽の周りの地球の軌道とは違って、確率分布で示される実に判りにくいものである。量子数n,l,mの組み合わせを変えていろいろ表示させることができる。これは面白い! と思ったのだが、これをiPhone/iPod touchで使う理由があるのだろうか。こういうことは机の前に座っているときにすればいいのではないか。電車の中で原子軌道の姿を確認したくなったことは今まで生きてきた年月の間に一度もない。

 Moleculesも分子構造を示してくれる素敵なアプリケーションだが、これはパソコン上で観ればいいのではないか。歩いているときに、DNAの立体構造を今すぐ観たい! もう我慢できない! と思ったことは一度もない。

 これと同じところで作っているPi Cubedは、超高機能計算アプリケーションで、これならiPhone/iPod touchで使う場面が想像できなくもない。もともと入っている電卓機能も横向きにすれば科学計算もいろいろできるのだけど、複雑な式を表示させたり編集したり、あるいは式を保存するといったことはできない(と思う)。これなら、いつでもどこでも複雑な計算が可能だし、過去に使った式を呼び出して使うこともできる。でも、そんなに複雑な計算式をパソコンから離れたところでどれほど頻繁に使いたくなるかはわからないが。私にはあまり訪れない状況だと思う(でも、LaTeX形式で出力できるところはちょっと気になる)。

 今はiPhone/iPod touchで長い文章を書いたり、難しい解析をしたりすることはないだろうが、これがもう少し大きくなって、いわゆるNetBookに近づいたらどうだろう。つまり、このごろ噂になっているAppleタブレットである(TechCrunch Japan, Wired Vision)。これならそういう作業もできそうな気がする。ひとつ気になるのは、もしも本当にこういう機種が出たときに、使用者がどれくらい自由にアプリケーションを動かせるのかということである。今はiPhone/iPod touchは、Appleが認定したアプリケーションしかインストールして動かせないことになっているし、使える領域は限られている。一方、Macの方はいろいろなアプリケーションをインストールできるし、自分でプログラムを作ったりスクリプトで自動操作を指示したりすることもできる。Appleタブレットが、iPhone/iPod touchのように勝手にアプリケーションをインストールしたりプログラムを作ったりできないものになったら、『インターネットが死ぬ日』(井口耕二訳/1400円+税/ハヤカワ新書Juice)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]で指摘されていたような、自由度の少ないネット機器ばかりになっていく兆候なのかも知れない。私はあまりそういう世界は歓迎できない。安全かも知れないが、完全に管理された世界は面白くない。

 そんなわけで、ほとんど活用していないiPod touchをつついたりひっくり返したりしながら、Appleタブレットの続報を気にしている今日この頃なのだ。

Jul 08, 2009

Mac版OED Second ed. Version 4.0

ポスト @ 8:20:12 , 修正 @ Jul 07, 2009 23:20:12 | MacOSX

 待ちに待った(というほどでもないが)Oxford English Dictionaryが届いたので、早速インストールした。Mac版CD-ROMを手にするのは何年ぶりだろう。喜びにうち震える手で(というほどでもないが)箱を開けると、簡単な説明書とCDが2枚入っている。Version 1 のときは、もっと大仰な箱に、CDが一枚入っていたものである。それでも、未だにCDだけで済むところには好感が持てる。DVDがあって、要りもしない画像や動画が入っていたりすると不愉快になる。流石にOEDはそんな莫迦なことはしない。

oed_disks

 それぞれのディスクに入っているdmgファイルをデスクトップにコピー。その後、OED4.dmgをダブルクリックすると仮想ディスク(というのか?)がマウントされたのが見えるので、その中にあるOED v4.0という名のアプリケーションファイルを「アプリケーション」フォルダにコピーする。これで終わりである。この後はもうCDを使うことはない。

oed_elixir

 試しに何か調べてみるとこんな感じに表示される。昔のVersion 1の頃と雰囲気がほとんど変わっていない。検索履歴を見たり、栞を付けたりできる。コピー&ペーストも印刷もできる(辞書によってはこれができないものがある)。コピーは選択範囲のコピーはできないようで、下の方にある「copy」をクリックすると、項目全体がコピーされる。これでも何もできないよりもずっといい。

 素晴らしい辞書だが、私に必要あるかどうかと云うと疑問である。今までなくても全然困らなかったし、昔持っていたVersion 1も、あってよかったと思ったことはほとんどなかった。それでも、持っていると嬉しいのだ。言葉をたくさん集めると嬉しいのである。だから、これでいいのだ。