bk1から本が届く。原口庄輔『ことばの仕組みを探る 生成文法と認知文法』である。難しそう。
明日から日曜まで出張なので、更新は三日ほどお休み。
Amazon.co.jpからEva Ibbotson THE SECRET OF PLATFORM 13が届く。早速読み始める。
SFマガジン一月号が届く。
bk1から本が届く。川上弘美『おめでとう』、ウィリアム・モリス『ジョン・ボールの夢』、七田真『波動速読法』の三冊。最後のはついうっかり註文してしまった本なのだが、読み始めて驚いた。実に胡散臭く怪しい本を買ってしまった。註文する前に「波動」の言葉に怪しさを感じるべきだった。速読にテレパシーとか波動を感じるとかいう話がでてきてしまってはどうしようもない。同じことの繰り返しが殆どなので、一五分くらいで読み終えることができて、速読を習得したような気分にはなれた。
Amazon.co.jpに本を註文。
Eva Ibbotson THE SECRET OF PLATFORM 13 (1999/11, Puffin Books, ¥620)
Donna Jo Napoli & Richard Tchen SPINNERS (2001/02, Puffin, ¥620)
Peter Dickinson A BONE FROM A DRY SEA (¥516)
Avi MIDNIGHT MAGIC (1999/10, Scholastic, Inc. ¥1,650)
Donna Jo Napoli SIRENA (2000/10, Scholastic Signature, ¥516)
Tad Williams & Nina Kiriki Hoffman CHILD OF AN ANCIENT CITY (1999/04, Tor Books, ¥723)
総て児童文学ファンタジイである。この頃、本を買いすぎかも知れない。
神宮輝夫監修『だから読まずにいられない 5つのキーワードで読む児童文学の〈現在〉新セレクト53』と南條竹則『ドリトル先生の英国』を読み、SFマガジンのファンタジイ評の原稿を書く。二〇〇〇年ベストSFアンケートなども合わせて送信。
bk1に本を註文。
川上弘美『おめでとう』(新潮社/一三〇〇円)
原口庄輔『ことばの仕組みを探る 生成文法と認知文法』(研究社出版/二五〇〇円)
ウィリアム・モリス『ジョン・ボールの夢』(横山千晶訳/晶文社/一八〇〇円)
七田真『波動速読法』(ロングセラーズ/九四三円)
北村薫『リセット』(新潮社/一九〇〇円)
『リセット』は来年一月刊行予定の本の予約。
今日は出勤せずに本を読む。まず、『ファンタジイの殿堂 伝説は永遠に2』を読む。この巻に収録された作品のシリーズは一つも読んだことがないので、作品世界がなかなか頭に描けない。
夕方早川書房からロバート・ジョーダン『竜魔大戦5 狼の帰郷』(斉藤伯好訳/ハヤカワ文庫FT/六二〇円)が届いたので早速読む。前の話が思い出せずに始めは苦労する。このシリーズ、来年一月からは毎月刊行となるらしい。これは正しい決断だと思う。二箇月も間があいたら話を忘れちまうではないか。毎月刊行の方が売れ行きもよくなると私は思うのだがどうだろう。で、この巻だが、相変わらず話はなかなか進展しない。
今日も引越し作業。仮住まいの部屋での荷物の開封と機器の設置など。疲れ切って帰宅し、食事をして風呂に入って一秒でも早く寝たいと思って部屋の明かりを消そうとした時に、何者かがドアベルを鳴らす。あと十分で十時だというこの時間に一体誰だと思ったら、bk1から本が届いたのだった。ダフネ・デュ・モーリア『鳥』である。宅配便配達のおじさんは、こんな時間にすみませんと謝っていた。いつも本を届けてくれる人なので冷たくする訳にはいかない。いえいえいいんですよ、などといって本を受け取る。受け取ったものは開封もせずに机の上に置き、すぐに寝る。
今週は職場の引越しというのがある。毎日、朝から晩まで荷造りである。木曜日は休日なのに出勤。疲れてしまったせいか、早起きもできないし、本もなかなか読めない。SFマガジンのファンタジイ評を書かねばならないというのに。
早川書房からロバート・シルヴァーバーグ編『ファンタジイの殿堂 伝説は永遠に2』(幹遥子他訳/ハヤカワ文庫FT/七六〇円)が届く。『伝説は永遠に3』の解説ゲラもファックスで届いていた。
bk1から本が届く。
オースン・スコット・カード『エンダーズ・シャドウ』(上・下)、『20世紀SF 1 一九四〇年代』、神宮輝夫監修『だから読まずにいられない 5つのキーワードで読む児童文学の〈現在〉新セレクト53』、紀田順一郎『神保町の怪人』の五冊。
アメリカのAmazon.com Booksからも小包みが届いた。
Nalo Hopkinson, ed. "Whispers from the Cotton Tree Root: Caribbean Fabulist Fiction" ($13.45, October 2000)
Webster's Third New International Dictionary ($62.95, May 2000)
の二点。本の方はホプキンスン編のカリブ系作家のアンソロジー。CD-ROMの方は辞書である。早速ウェブスターの英語辞典をインストールする。が、何とエラーが出て動かない。アプリケーションは機能拡張ファイルを使用するようなのだが、どうもそれがエラーを起こすようなのだ。PowerMac 9500と、たまたま職場のを持って帰ってきていたPowerBook G3にインストールしてみたが、どちらも駄目。Quadra650 (PPC)にインストールしてみると、これがちゃんと動くではないか。どうもこの機能拡張はMac OS 9.0.4では動かないようだ。8.6では動くということだろう。これでは困る。早く改良版を出してくれなくては。
AERAという雑誌からオンライン書店についての取材のメールが来る。私は電話が大嫌いなので、電子メールでの取材なら快く応じるけれど電話だけは勘弁してくれという返事を出す。
bk1に本を註文する。
オースン・スコット・カード『エンダーズ・シャドウ』(上・下)(田中一江訳/ハヤカワ文庫SF/各七二〇円)
『20世紀SF 1 一九四〇年代』(河出文庫/九五〇円)
『20世紀SF 2 一九五〇年代』(河出文庫/九五〇円)
『20世紀SF 3 一九六〇年代』(河出文庫/九五〇円)
『20世紀SF 4 一九七〇年代』(河出文庫/九五〇円)
『20世紀SF 5 一九八〇年代』(河出文庫/九五〇円)
『20世紀SF 6 一九九〇年代』(河出文庫/九五〇円)
神宮輝夫監修『だから読まずにいられない 5つのキーワードで読む児童文学の〈現在〉新セレクト53』(原書房/一八〇〇円)
神宮輝夫監修『ほんとうはこんな本が読みたかった! 児童文学の〈現在〉セレクト57』(原書房/一八〇〇円)
紀田順一郎『神保町の怪人』(東京創元社/一七〇〇円)
ダフネ・デュ・モーリア『鳥』(務台夏子訳/創元推理文庫/九八〇円)
以上、だったと思う。『20世紀SF』はどこまで買ったか判らなくなりそうだったので、全部予約註文してしまった。
どうも朝から嫌な予感がしていたのだが、昼に職場から帰る頃には頭痛が始まってしまった。昼から風呂に入って寝る。数時間寝て少し具合がよくなったかとような気がしたので本を読み始めたら忽ち頭痛が酷くなり再び寝る。吐き気もして来た。妻が帰ってきて、肉を買ってきたという。いろいろ買ってきたという。タルタル・ステーキ用の肉を見つけたので買ってきたという。ご存知のようにタルタル・ステーキは生で食べる。私はこの吐き気をどうしようかと真剣に悩んだ。夕食を食べたら吐いてしまいそうだ。しかし、牛の生肉を食べずに寝ているなどということは出来ない。ならば先に無理やり嘔吐を誘発し、胃の中を空っぽにして(一度吐くと一時間後くらいに頭痛は治まる)、それか肉を喰うか。真剣に悩んでいるうちにまた眠ってしまった。およそ二時間後に目が覚め、吐き気は消えてきたので、思いきって肉を喰ってみる。すると、徐々に頭痛は消え、食べ終わる頃には殆ど治っていた。何だ、肉を喰えばよかったのか。
bk1からF・ウンゲラー&H・J・シュミット『認知言語学入門』が届いた。難しそうな本を買ってしまった。
bk1からベン・C・クロウ編『アメリカの奇妙な話2 ジャージーの悪魔』が届いたような気がする。PowerMacintosh 7500/100の調整を夜中までしていたような気もするがよく覚えていないのであった。
朝、『伝説は永遠に 3』の解説の修正をして、送信。
bk1から本が届く。ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄(上・下)』である。
Amazon.co.jpから本が届く。Sheri S.Tepper THE FRESCO (Eos, November 2000, 2326円)。面白そうだが、私にとっては少々長すぎるような気がする。
一五八〇〇円のPowerMacintosh 7500/100が届く。メモリが16MBの筈なのに24MB入っていた。ちょっと得した気分。購入したメモリなど、グラフィックカード(ATI XClaim VR)、G3カードを装着し、MacOS 9.0.4や各種ドライバなどインストールしていたら、零時を過ぎてしまった。私にとっては夜更かしである。
本を読む暇が全然ない。
また娘が早起きをして、四時半に食事をしようとやってきた。もっと寝なさいというのに眠くないと云い張るので、仕方なく二人で朝食をとる。二人分なので、余計な時間がかかって本を読む時間が減るではないか、ということは娘には云わない。
オークションで落札した64MBメモリが届く。装着する予定のPowerMac 7500はまだ到着していないので、PowerMac 9500で動作を確認しなければならない。この機種はメモリを追加するのに完全に本体を分解しなければならないところが最大の欠点だ。この作業を繰り返すのは嫌なので、7500で使用する予定のものを取り外しておいて、組み立て直す。今日届いたメモリは問題なく動くようだ。
職場の人が捨てると云っているMacintosh LCIIを引き取ってくる。また、無駄なものを貰ってきてしまった。動作確認をする元気もない。
bk1に本を註文。
ベン・C・クロウ編『アメリカの奇妙な話2 ジャージーの悪魔』(西崎憲監訳/ちくま文庫/七八〇円)
F・ウンゲラー&H・J・シュミット『認知言語学入門』(池上嘉彦ほか訳/大修館書店/三八〇〇円)
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄(上・下)』(倉骨彰訳/草思社/各一八〇〇円)
の四冊。
二日程前に言語十二月号が届いていたのだった。ここに書くのを忘れていた。読むのも忘れていた。今回の特集は「神話の読み方」。読んでおかねば。
Franny BillingsleyのThe Folk Keeperをやっと読み終えた。子供向けの本を読むのに一箇月もかかってしまうとは。これは傑作かも知れないと思うのだが、その内容をここに紹介する元気は今はない。次に何を読もうかというのはいつも悩むことだが、この頃疲れているので、Peter S. Beagle A DANCE FOR EMILIAでも読もうかなと考える。私の嫌いな猫の話だ。短篇を小さな本にしてしまったような可愛らしい本である。
娘が読む本がなくなってしまったと云うので、W・B・イェイツ『妖精にさらわれた男の子 アイルランドの昔話』(山内玲子訳/岩波書店)を貸してやったら、これは面白いと云って宿題もせずにずっと読み耽っていた。そうか面白かったかならばまた何か手頃な本を見つけて貸してやろうと云ったものの、子供は本を丁寧に扱えない(いや、子供でなくても私から見れば大抵の大人もそうだということになるのだろう)ので、本当はあまり読ませたくない。
bk1から、宇野尚志『現代ニホン語楽苦書帳』(文芸社/一三〇〇円)が届く。ぱらぱらと捲ってみたところでは、昨今の若者の勘違いや言い間違いを指摘しているだけのようで、あまり楽しそうではない。どうしてそういうことになったのかとか、全体的な傾向とかの話まで書いてあるともっと興味深く読めそうなのだが。年寄りが「近頃の若いものは……」といっているだけのようなものでは物足りないではないか。
『伝説は永遠に 3』の解説を少し修正して送信。どうも、新しい言葉を覚えた幼児がしきりのその言葉を使いたがって作り上げた文章のような愚かさが感じられてしまうかも知れない。情けないが、もう締切り間近なので、全体的に作り直す時間はない。
Fantasy Centreからカタログが届く。買いたい本はいくつかあるが、金がない。
昨晩、CD-NEW斎藤和英大辞典をハードディスク上にコピーして使うためにDisk Copyで圧縮する作業を始めてから寝たのだが、朝五時に目が覚めて様子を見たらまだ終わっていなかったので、もう一度寝ることにした。八時間もかかるのか、この作業は。次に六時頃起きたときにはもう終わっていた。
『伝説は永遠に 3』の解説を一応書き終える。SFマガジンの特集解説で、締切りの何日も前に書き終えたくせにすぐに原稿を送って大間違いをしてしまったことを反省し、今回は数日置いて読み直し書き直すことにしよう。
昼からは娘のヴァイオリンの発表会。今回は演奏する曲がバッハでないのでつまらない。それでも自分の娘の演奏だから下手でも聴くのであるが、他の人たちの演奏となると、下手なものは聴くのは苦痛でしかない。ならば上手なものは聴いて楽しいかというと、何故か上手な人は、親しみにくい曲を長々と演奏するので、技巧的には難しいことをしているのかも知れないが、聴くのは退屈なのだ。最後にチェロでバッハの無伴奏チェロ組曲第一番のプレリュードだけ弾いた人は上手い上に曲も親しみやすく演奏時間も短く素晴らしかった。何でもそうだけど、長ければいいってものではないのだ。
妻のMacintosh Quadra650 (PowerPC 601)の使用頻度が高くなったので、もっと素早く動くものを使わせてやろうということで、iMacの一つでも買おうかと思ったが我が家には金がない。そこで、中古パソコン販売センターにPowerMacintosh 7500/100を註文。一五八〇〇円である。送料やら税金やらを合わせると一八六九〇円。実は我が家には、G3カードやグラフィックカードやハードディスクが余っているのだ。それを装着すればそこそこ使えるようになる筈だ。少なくとも今使っている機種よりは速くなる。しかし、メモリは余っていない。そこで、YAHOOのオークションで64MBの168pin DIMMを一個、一〇五〇〇円で落札。一個しか購入できないところが情けないが、資金不足なので仕方がない。来週半ばには到着する予定である。
PowerMacなど註文しながら、『伝説は永遠に 3』の解説を書く。こんなのでいいのだろうかと思いながら書き続け、八割くらいは書き終える。
一昨日の日本経済新聞に、スカイソフトが、洋書の送料無料キャンペーンを十一月一〇日から年末まで行なうという記事が載っていた。この頃、オンライン書店の送料無料キャンペーンが相次いでおり、激しい戦いの様子が窺える。
昨日は記すべきこともなかったので省略。
日外アソシエーツからCD-ROM辞書リーダース+プラスV2とCD-NEW斎藤和英大辞典が届く。新しい辞書を買うと、とにかく嬉しくなる。早速、Disk Copyで圧縮してハードディスクに収納する作業を始めたら、いつまでたっても終わらない。私が寝るときにもまだ作業中だった。
アメリカのSF情報誌LOCUS十一月号が届く。
NTT西日本から届いた電話料金の内訳書をじっくり眺める。先月からテレホーダイを止めて、i・アイプラン3000にしたのだった。内訳書によると、我が家ではi・アイプラン適用分の通信を五五三〇円分したそうだ。これが三〇〇〇円の支払いで済んだのだから、契約変更は有益な結果を齎したということになろう。すると、フレッツISDNにする必要もないということか。この頃、九州では常時接続のフレッツISDNの契約が急増して繋がりにくい状態になることが多いという記事が西日本新聞に載っていた。もう少し、様子を見ることにしようか。
SFマガジンから年間SF関連図書回顧総括に関する連絡がある。これが来ると年の暮れが近づいたという感じがひしひしとしてくる。それにしても、メールの送り先が全部見えてしまう送り方は問題だと思うのだが。どうせ皆関係者だから悪用する人はいないとはいえ。
今年は九〇年代のベストSFも決めるという企画があるらしい。記憶力の貧弱な私にとっては、十年前に読んだ本のことを思い出すというのは甚だ過酷な作業である。
寝坊である。やれやれ。
日外アソシエーツからCD-ROM辞書註文受付のメールが届く。わざわざ註文受付までの時間がかかるようにと註文書を郵送したのに、これでは電子メールと殆ど変わらない。何れにしても、クレジットカードの請求は来月になるから大丈夫だろうが。
朝四時に娘が起きてくる。本を読んだり原稿を書いたりするには甚だ邪魔だがあまり冷たくあしらっては可哀想なので、少し早めに朝食を作って一緒に食べてやる。
日外アソシエーツにCD-ROM辞書を註文する。
リーダース+プラスV2(研究社/一八〇〇〇円)
CD-NEW斎藤和英大辞典(日外アソシエーツ/一六二〇〇円)
の二つ。私にしてはちょっと高い買い物である。年内は十五%割引だとかで、この価格は割引価格である。これに送料五〇〇円がかかるようだ。
先月二六日に註文した本がAmazon.com Booksから届く。来るのが早すぎるような気がする。送付方法を間違えたのか。
Peter S. Beagle A DANCE FOR EMILIA (Roc, Oct 2000, $13.45)
Philip Pullman THE AMBER SPYGLASS (Knopf, Oct 2000, $15.96)
Michael Swanwick TALES OF OLD EARTH (Frog Ltd, June 2000, $20.00)
の三冊。ビーグルのは、小さくて如何にも可愛らしく作ってある本である。
Yahoo Auctionで落札したCommunication Slot I用のEthernetcardが届く。早速、Performa6210に取り付け、正常に動くことを確認する。Performa6210の新しい使い方を検討中(「新しい」というのは「今まで世の中で知られていない使い方」という意味ではなく、「今まで我が家で使われていたのとは異なる役割を担わせる」という意味である)。
ピーター・テラップ『レッド・プラネット』(内田昌之訳/新潮文庫/六二九円)を訳者の内田氏からいただく。ありがとうございました。(本当は、届いたのは昨日)
<ゲド戦記四>『帰還』を読み終える。『伝説は永遠に3』の解説を早速書き始めようと思ったが、その前に井上京子『もし「右」や「左」がなかったら』(大修館書店/一九九八年)を読む。話者を世界の中心に置いた方向の表現がない言語もあるという話。解説にちょっと関係あるのだ。今日は三枚しか書けなかった。
Amazon.co.jpから本が届く。Seamus Heaney "Beowulf"とStephen King "On Writing : A Memoir of the Craft"の二冊。一昨日註文したものである。アメリカの本が二日で届くとは。しかも、ドル価格そのままで。しかもしかも、年内なら送料無料で。ということは、年内は、アメリカ人がアメリカでアメリカの本を買うよりも安く買えるということになる訳だ。これは異常な状態である。
"Beowulf"は怖れていたとおり現代英語の朗読のみで、古英語版は入っていなかった。本の方は、古英語と現代英語訳の両方が見開きに並んでいるのだけど。どうしてそういうことをきちんと確かめてから買わないのかと妻に怒られたが、そんなことをいちいち確かめている暇はない。キングの本には書店の店頭でかけてくれるようなカバーがかかっていた。これは嬉しい。この頃、オンライン書店でばかり本を買っているので、外出するときに本にかける紙のカバーが枯渇気味だったのだ。仕方がないので、埃まみれの、二〇年くらい前に埼玉県志木市の雄峰堂書店で本を買ったときにつけてもらったカバーなどを引張り出して使ったりしていたのである。
次にSheri S. Tepper THE FRESCO (EOS Publishing, 2000/11, 2326円) を註文してみる。これは今月発売予定の本。年内は送料無料なので、何も考えずに一冊づつでも註文してしまう。
送料無料といえば、ビー・オー・エル・ジャパンも年内送料無料になった。新聞記事によると、送料無料にすると確実に赤字になるそうだ。また、別の記事によるとbk1が、十月から送料が有料になったら註文数が三割くらい減ったという。いやあ、冷たい奴等だねえ。数百円の文庫本一冊買ってそれが送料無料で送られてくるのが当然だと思っているのだろうか。
bk1から、『八月の博物館』に付ける筈だった瀬名秀明サイン入りカードとかいうものが送られてきた。私はこういうのに全く関心がないから(山尾悠子サイン入りカードとかだったら話は別だが)、わざわざ宅配便で送ってくれても、何だか無駄なことするなあとしか思わないのだった。私のは五四/二〇〇番。欲しい人がいたらお送りしますので、中野まで御連絡を。もしかしたら、二〇〇枚全部を集めようとしている蒐集家がいるかも知れない。
bk1からローレル・フェラン『アーサー王妃物語』(奥野昌子訳/九一四円/角川文庫)とカート・ヴォネガット『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』(浅倉久志・伊藤典夫訳/二四〇〇円/早川書房)が届く。『アーサー王妃物語』の方は、過去世退行セッションとか輪廻とか何だか胡散臭い雰囲気なので読もうという気が全くなくなった。
職場にMacintosh IIciを捨てたいという人がいたので、貰ってくる。ハードディスクが壊れていると云っていたので我が家に転がっていたものに交換して、フロッピー・ディスクから起動してみる。起動はするがハードディスクは認識されない。もう一つ、部屋に転がっていたEthernetcardを挿してみたが、これもうまく繋がらない。今は忙しいので、これ以上面倒を見る暇はなく、とりあえず部屋の隅に放置しておく。
古いMacintoshを見ていたら、Yahoo Auctionでついつまらないものを落札してしまった。Communication Slot I用のEthernetcardである。落札価格は一三〇〇円。10Base-TがはなくAAUIで繋がなければならないので安いのだろう。
<ゲド戦記3>『さいはての島へ』を読み終える。続いて第四巻を手に取る。
試しにAmazon.co.jpに本を註文してみる。洋書が本当にその日の内に発送され、しかも送料は無料なのだろうか。いろいろ探してみるが、二四時間以内発送という記された本にどうしても欲しいというものはないのだった。苦し紛れに次の二冊を買ってみることに。
Seamus Heaney "Beowulf" (Unabridged selections, 2-CD版, 2000/06/15, Highbridge Audio, 2418円)
Stephen King "On Writing : A Memoir of the Craft" (Scribner Book Company, 2000/10/03, 1884円)
合わせて四三〇二円で、これに消費税が二一五円かかる。送料は無料。これらの価格は、前者は一割引、後者は三割引である。
"Beowulf"はCDだ。このハードカバー版を何故か妻が持っているので、朗読CDを買ってみた。実は古英語の朗読を期待していたのだが、註文してから、これは現代語訳の朗読かも知れないと気がついた。ここは、発送前なら註文を簡単に取り消すことができるけれど、私は註文は取り消さない。註文するのはこれだけでも良かったのだが、やはり紙に活字で印刷した書物も買っておきたいので、スティーヴン・キングのを一冊。
これを朝、出勤前に註文してみたら、夕方には発送しましたという連絡があった。価格はドルを為替相場通りの比率で円に換算したものだから、アメリカの本をアメリカで買うのとほぼ同じように購入できたということになる。もちろん、二四時間以内で発送というのは売れ行きの良い一部の本に限られる訳だが。今度は一〜二週間で発送と記されている本で試してみよう。
しかし、考えてみると、先月二六日にAmazon.com Booksに註文したPeter S. Beagle A DANCE FOR EMILIA (Roc, Oct 2000, $13.45)とPhilip Pullman THE AMBER SPYGLASS (Knopf, Oct 2000, $15.96)は、日本支店に註文した方が早く安く購入できたということになる。随分、損した気分である。
瀬名秀明『八月の博物館』(一六〇〇円/角川書店)がbk1から届く。九月二六日に註文したもの。何でも、予約した人にはおまけがついていたのだが、それを同封したのを忘れたので、別便で送りますという電子メールが二日ほど前に届いていた。私はおまけには全然興味がないので、どうでもいいのだが。
『こわれた指環』読了。やっと半分。
Amazon.co.jpが開店していた。今年一杯は送料無料である。この日本店では洋書も売っているのだが、註文方法の頁を見ても、和書と洋書の送料の違いだとか、到着までの時間の違いなどが載っていないところをみると、日本の本もアメリカの本も二四時間以内発送と記されたいたら、送料無料で数日以内に届けられるということか。試しに数冊アメリカの本を註文してみようか。