過去の日記
アーサー・C・クラーク『メデューサとの出会い』(中村融編/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1,
楽天,
紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]で思ひ出したことを記すのを忘れてゐた。エッセイ「五感以上」の中で、蝙蝠の「音響定位」の話が出てきた。蝙蝠の話の後、人間も実は音で物の位置を推定してゐることを、暴風雨の音の中で卓球をしたら球の位置を捕へづらくて試合にならなかったと書いてあった。耳の聞こえる普通の人も比較的簡単にこの音響定位の能力を身につけられるらしいのだ。今年七月のナショナルジオツラフィックの記事「反響定位、人間でも訓練で可能に」を読むと、十人の学生を使って実験したところ、数日のトレーニングで舌打ち音を使って効果的に歩行の障害になる物体を感知できたといふ。私も練習してみようかと思ったのだが、まづは連続的に安定した舌打ち音を出す練習をしなければならないことが判って嫌になった。
今年のWorld Fantasy Awardが発表された(worldfantasy.org)。ジェフリイ・フォードが長篇部門The Shadow Year [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]と短篇集部門The Drowned Life [Amazon.co.jp
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紀伊國屋]の二つも受賞してゐるではないか。私は両方とも持ってゐるのに、どちらも読んでゐない。The Shadow Yearの方は途中まで読んだのだが、いつの間にかやめてしまった。短篇版の方は読んでゐるのだが。短篇集は読むつもりだったのに、いつの間にかどこかへ。引っ越したあと姿を見てゐない。見つけ出して読みたいのだが、またもうすぐ引っ越しだから難しいところだ。せっかくかうやって久しぶりに賞を取った、しかも二部門もとったのだから、短篇集を一つ日本で出せないものだらうか。
受賞作品リストを見てゐたら、今年はファンタジイの年間傑作アンソロジーを註文してゐないことに気がついた。いくつか買っておいた方がいいだらう。もうすぐ引っ越しだけど。といふことで、紀伊國屋書店に以下の本を註文。
○Fantasy: The Best of the Year, 2009 Edition (Prime Books, 2009/9/30) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
○The Year's Best Science Fiction and Fantasy, 2009 (Prime Books, 2009/11) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
○Jonathan Strahan The Best Science Fiction and Fantasy of the Year (Nightshade Book, 2009/03) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
以上三冊。3月に出たStrahan編のを前に買ってゐなければいいのだが。表紙に見覚えがないし、三月は引っ越し作業中だから洋書は註文してゐないはづなのだが。自分の日記を検索してみたところ、昨年と一昨年には註文してゐるが、三巻目となる今年の三月には註文してゐなかったやうだ。かうやって買ふだけでなく、ちゃんと読まなければ。本を買ふたびに反省してゐる。