過去の日記
『書痴半代記』読了。序文を書いてゐるのが城左門で、本文中に城左門は城昌幸のことだと書いてあったのでおやと思ったのだが、後書きに城昌幸に序文を書いてもらったと明記してゐた。あまり私は馴染みがない作家なのでだからどうといふ感動もないのだが、「若さま侍捕物手帖」の城昌幸だ。多分私は『怪奇の創造』しか持ってゐないのではなからうか。1982年に有楽出版社から出たものか。他にはアンソロジーに短篇が収録されてゐるだらう。有名な「若さま侍捕物手帖」は一冊も持ってゐない。
朝、目が覚めて時計を見て驚愕する。普段ならもう家を出て歩いてゐる時間である。昨夜は遅くなったといふことと、寒くなって前よりも快適に眠れるやうになってきたからであらう。慌てて起きて朝食を食べ、出勤。仕事自体は二時間くらゐ遅れても平気なのだが、少し遅い時間の電車だと本を読みにくくなるのだ。だから、今朝はあまり本が読めなかった。行き帰りの電車の中で本が読めなかったら、何のために出勤してゐるか判らないではないか。
紀伊國屋書店から、菊池理夫・菊池邦子『基礎からわかる間取りの読み方描き方教室』(2000円+税/週刊住宅新聞社)[Amazon.co.jp
,
bk1,
楽天,
紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]とニール・ゲイマン『壊れやすいもの』(金原瑞人・野沢佳織訳/2800円+税/角川書店)[amazon.co.jp,
bk1,
楽天,
紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]が届く。『間取り』の本は、住宅に関する一般的な話がほとんどで、ごく真っ当な内容ではあるのだが、間取り図に関するマニアックな変な本を期待してゐた私は少々がっかりしたのだった。
職場でUbuntu8.10で使用してゐるPCに9.10を新規インストールしたら、ファイルのバックアップをとっておいたハードディスクが認識できなくなってしまった。何度かやってゐるうちに認識・マウントがなされるやうになったのだが、中に見えるのは今日コピーしたファイルではなく、なぜか二年前のバックアップのみ。二年分の記憶が消えてしまった。本当に何もできない。この大きな欠落は無視できない。本当に頭の一部を奪はれたやうな感じがする。どうしようもなくなって帰宅したものの、絶望的な夜を迎へてゐるところである。