三月三〇日(日)

 もう今月も明日で終はりではないか。

 今週買った本。
●大澤麻衣『メイ・モリス ―父ウィリアム・モリスを支え、ヴィクトリア朝を生きた女性芸術家』(書誌侃侃房)
●林庭毅『裏組織の脚本家』(書誌侃侃房)
●金井美恵子目白雑録3 日々のあれこれ(中公文庫)
●坂本葵その本はまだルリユールされていない(平凡社)
●テッド・チャンあなたの人生の物語(ハヤカワ文庫SF)
紙魚の手帖 Vol. 21(東京創元社)
●ペーター・マーギンター『男爵と魚』(垂野創一郎訳/国書刊行会)
●宮内悠介作家の黒歴史(講談社)
●小川洋子密やかな結晶 新装版(講談社文庫)
○The Collected Supernatural & Weird Fiction of Rudyard Kipling (Leonaur, 2013)
 以上、リンクのあるものは電子書籍を購入。

 坂本葵その本はまだルリユールされていないを読んだ。本を愛する人のための物語といふ感じで安心して読める。小川洋子密やかな結晶 新装版はこの本に出てきたもので面白さうだったので買った。

 松崎有理『イヴの末裔たち』(創元SF文庫)ご恵贈賜りました。

 庵野ゆき『竜の医師団3』(創元推理文庫)ご恵贈賜りました。

 E・R・バローズ『ルータ王国の危機』(厚木淳訳/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。

 今週pdf化した本。
『バベルの図書館 キプリング 祈願の御堂』 (国書刊行会)
◆西崎憲編『5月の本』 (国書刊行会)
◆ポール・アンダースン『タイム・パトロール』 (ハヤカワ文庫SF)
◆アーシュラ・K・ル・グィン『闇の左手』 (ハヤカワ文庫SF)
◆サミュエル・R・ディレーニイ『バベル-17』 (ハヤカワ文庫SF)
◆ロジャー・ゼラズニイ『ドリームマスター』 (ハヤカワ文庫SF)
◆フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 (ハヤカワ文庫SF)
◆松崎有理『イヴの末裔たち』 (創元SF文庫)
◆庵野ゆき『竜の医師団3』 (創元推理文庫)
本の雑誌 2024年11月号


三月二三日(日)

 今週買った本。
Kipling's Science Fiction (Leonaur, 2009)
○Rob Reef Das Geheimnis von Benwick Castle (Dryas Verlag, 2016)
John Brunner Presents Kipling's Fantasy (Tor, 1992)
●千野帽子青ひげ夫人と秘密の部屋~「見たな」の文学史~( 光文社)
●三崎亜記みしらぬ国戦争(角川書店)
●江藤淳『漱石とアーサー王傳説』(講談社学術文庫)
●飛ヶ谷美穂子『漱石の源泉』(慶應義塾大学出版会)
●石原深予編『尾崎翠 枯草のクッションを敷いた古馬車』(幻戯書房)
●西崎憲編『5月の本』(国書刊行会)
 Rob Reefの本は電子版だけど、どこで買ったか忘れた。

 この頃、『妖霊ハーリド』『ヴァセック』『シャグパットの毛剃』と続けてアラビアン・ナイト風の話を読んでゐる。どれも面白い。

 今週pdf化した本。
◆マーガレット・セント・クレア『アルタイルから来たイルカ』 (ハヤカワ文庫)
◆ポール・アンダースン『脳波』 (ハヤカワ文庫)
◆アレクセイ・パンシン『成長の儀式』 (ハヤカワ文庫)
John Brunner Presents Kipling's Fantasy (Tor, 1992)
 今週は少なかった。


三月一六日(日)

 今週買った本。
『キプリング・インド傑作選』(橋本槙矩・高橋和久編訳/鳳書房/2008)
●F・マリオン・クロフォード『プラハの妖術師』(木内信敬訳/国書刊行会/)
●山形浩生『翻訳者の全技術』(星海社新書)
●スチュアート・タートン『世界の終わりの最後の殺人』(三角和代訳/文藝春秋)
●村田沙耶香『世界99【合本版】』(集英社)
●西崎憲編『4月の本』(国書刊行会)
●遠坂八重『死んだら永遠に休めます』(朝日新聞出版)
The Collected Short Fiction of Henry S. Whitehead: Passing of a God and Other Stories Ash-Tree Press, 2007
 これだけだったかな。ここに書き漏らすとまた買ってしまうことになりかねないので、真面目に書かなくてはならないのだ。本当に。切実に。

 本の雑誌4月号も買った。

 F・マリオン・クロフォード『妖霊ハーリド』(船木裕訳/ハヤカワ文庫FT)を読んだのだが、これが実に面白かった。愛する人からの愛を得ようとする、元魔神の男の話で、その人に愛してもらへれば本物の魂が得られるとか何とかいふ流れで、これだけでは面白くなささうに思へるだらうが、独創性は粗筋にあるわけではないのでその良さを伝へるのは難しい。アラビアンナイト(千一夜物語)が流行った自裁にその影響を受けて書かれた話である。高校生の頃、岩波文庫の『千一夜物語』を熱心に読んでゐたことを思ひ出した。

 今週pdf化した本。
◆西崎憲編『4月の本』 (国書刊行会)
◆F・マリオン・クロフォード『妖霊ハーリド』 (ハヤカワ文庫FT)
◆フィリップ・K・ディック『ユービック』 (ハヤカワ文庫SF)
◆フィリップ・K・ディック『火星のタイムスリップ』 (ハヤカワ文庫SF)
◆山形浩生『翻訳者の全技術』 (星海社新書)
『S・モームが薦めた米国短篇』 (未知谷)
Kipling's Sicence Fiction Tor, 1992


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