一〇月八日(日)

 この一週間に買った本。
●小栗虫太郎『黒死館殺人事件 「新青年」版』(作品社)
●パトリシア・ハイスミス『見知らぬ乗客』(白石朗訳/河出文庫)
●レオ・ペルッツ『アンチクリストの誕生』(垂野創一郎訳/ちくま文庫)。
電車の中でペルッツの本を開き、「主よ、われを憐れみたまえ」を読む。「走れメロス」かと思ったら、違った。

 シャンナ・スウェンドソン『女王のジレンマ』(今泉敦子訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 日本橋丸善に行ったら本の柄のネクタイを見つけたので購入。
 丸善では丸善オリジナルのネクタイを売ってゐるのだが、ときどき本の柄のネクタイが出る。あまりネクタイはしないのだけど買ってしまふ。本の柄のネクタイといふのはネット検索で探しにくいからだ。どうしても、「日本の柄のネクタイ」ばかりが表示されてしまふ。京都を探したいのに東京都ばかり出てくるのと同じである。

 カズオ・イシグロがノーベル賞を受賞したといふので、この日記を検索して自分がどれくらゐカズオ・イシグロの本を持ってゐるか調べようとしたのだが、『忘れられた巨人』(土屋政雄訳/早川書房)が記載されてゐないことに気がついた。記載漏れは、同じ本を二度買ってしまふ危険を招くので許されない。2015年4月30日に紀伊國屋書店新宿南口店で買ったことをここに記しておかう。


一〇月一日(日)

 鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの新しい「音楽の捧げもの・14のカノン」がeClassical.comで10ドルで買へることに気づいて早速購入した。音楽の捧げものは並べ方が少し変はってゐる。音楽の捧げものばかり聴いてゐた時期もある。 前にも書いたが、高校生の頃は「音楽の捧げもの」が好きで、どうしても欲しくなってレコードを買ったのだが、私は再生装置を持ってをらず、結局2〜3回しか聴かないまま、どこかへ行ってしまった。すぐにCDの時代になったので、私が生涯で唯一買ったレコードが「音楽の捧げもの」なのだ。

 青山南『60歳からの外国語修業』(岩波新書)を読み終へた。これを読むと、60歳からでも外国語が習得できる修行法が判るといふ本ではない。でも、読むと楽しいし、何となく外国語を学び始めてもいいのではないかといふ気分になってくる。この本の中で紹介されてゐる「スペイン語の勉強をはじめて三週間のひとのためのノベラ」といふTV番組の話が可笑しい。浮気な女を我がものとすべく数人の男が争ふといふ話らしいのだが、せりふは「何時?」とか「図書館はどこ?」とか、学習書に出てくる文例ばかりらしい。登場人物の動きと全然あってゐないのだ。観たい……と思って探すと、あった。¿Que Hora Es? Part 1 これは面白い!


九月三〇日(土)

 記録し忘れてゐた本を含めて、今月買った本はここまで。
●ジュール・ヴェルヌ『蒸気で動く家』(荒原邦博・三枝大修訳/インスクリプト)
●ミハイル・ブルガーコフ『劇場』(水野忠夫訳/白水社)
●サックス・ローマー『魔女王の血脈』(田村美佐子訳/アトリエサード)
●山本太郎『抗生物質と人間』(岩波新書)
●青山南『60歳からの外国語修業』(岩波新書)
●フィリップ・K・ディック『去年を待ちながら〔新訳版〕』(山形浩生訳/ハヤカワ文庫SF)
『InDesign Lesson Book』(リブロワークス)
InDesign スーパーリファレンス(ソーテック社/Kindle版)
これくらゐだらうか。

 サックス・ローマー『魔女王の血脈』(田村美佐子訳/アトリエサード)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 今月買った本は、和書18冊、洋書1冊で、合わせて19冊。少ない!


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