一一月二三日(日)

 先週の記録がないのだが。どこにいってしまったのか。
 書いた記憶はあるので、日付の入力間違ひかと思ってMySQLデータを確認してみたが、11/9が最後の記録だった。表示は入力順のIDで並ぶから日付を間違へてゐても、入力してゐれば出てくるはず。といふことは本当に書かなかったのか。信じ難いが、さうなのだらう。買った本やpdf化した本の記録がもう残ってゐない。

 この二週間で買った本。
●エミール・ゾラ他『ユートピア文学選集』(平凡社ライブラリー)
●マリアーナ・エンリケス『秘儀(上)』(宮﨑真紀訳/新潮文庫)
●マリアーナ・エンリケス『秘儀(下)』(宮﨑真紀訳/新潮文庫)
●ピエール・スヴェストル/マルセル・アラン『ファントマと囚われの王』(赤塚敬子訳/国書刊行会)
『神保町日記2025』(本の雑誌社)
●グアダルーペ・ネッテル『一人娘』(宇野和美訳/現代書館)
●東雅夫・下楠昌哉編『幻想と怪奇の英文学V』(春風社)
○The Mysterious Bakery on Rue de Paris by Evie Woods (One More Chapter, 2025)
●千野栄一『プラハの古本屋』(中公文庫)
●鈴木理恵子『世界のパン アレンジブック』(誠文堂新光社)
●畠山健二『超実践! 60歳から小説家になる』(祥伝社文庫)
●林真理子『マリコにもほどがある!』(文藝春秋)
 これで合ってゐるだらうか。漏れがあるとまた買ってしまふ怖れがあるので、ここの記録は重要なのだ。世界で誰も読んでゐないと思ふけれども続けてゐるのにはさういふ大事な目的がある。

 本の雑誌12月号(本の雑誌社)とNight Land Quarterly, vol. 40(アトリエサード)も買った。

 スチュアート・ウィルソン『百十三代目の司書見習い』(児玉敦子訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。

 フェルディナント・フォン・シーラッハ『午後』(酒寄進一訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。

 キャリー・ハート『クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 上・下』(田辺千幸訳/早川書房)ご恵贈賜りました。

 廣島玲子『妖怪奉行のとんでもない一日』(創元推理文庫)ご恵贈賜りました。

 酉島伝法『無常商店街』(東京創元社)ご恵贈賜りました。

 今週はサラ・ブルックス『侵蝕列車』(川野靖子訳/ハヤカワ文庫SF)、早見和真『さらば! 店長がバカすぎて』(角川春樹事務所)、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』(新潮社)、川上徹也『あの日、小林書店で。』(PHP文庫)を読んだ。『侵蝕列車』は傑作だと思った。ソラリスの海の上を蒸気機関車が疾走していくやうな感覚。そのあと読んだ四冊は一日一冊くらゐの早さで読める。なぜ翻訳小説は時間がかかるのか。読みやすさとは何なのか。などと考へてみたりするがよく判らない。

 前回、あまり速くならなかったと不満を書いたYomiTokuによるOCR処理だが、cuda指定が一箇所できてゐなかったせゐだと判り、修正したら処理速度が十倍くらゐに上がった。よかった。

 今週pdf化した本。
◆酉島伝法『無常商店街』(東京創元社)
◆キャリー・ハート『クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 上』(早川書房)
◆キャリー・ハート『クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 下』(早川書房)
◆C・S・ルイス『魔術師のおい』(光文社古典新訳文庫)
◆C・S・ルイス『ライオンと魔女と衣装だんす』(光文社古典新訳文庫)
◆B・L・ウォーフ『言語・思考・現実』(講談社学術文庫)
◆T・G・ゲオルギアーデス『音楽と言語』(講談社学術文庫)
◆ジョゼフ・ギース/フランシス・ギース『中世ヨーロッパの家族』(講談社学術文庫)
◆ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』(講談社学術文庫)
◆バルザック『役人の生理学』(講談社学術文庫)
◆那谷敏郎『「魔」の世界』(講談社学術文庫)
◆杉本つとむ『東京語の歴史』(講談社学術文庫)
◆越前敏弥『日本人なら必ず誤訳する英文』(Discover携書)
◆越前敏弥『日本人なら必ず悪訳する英文』(Discover携書)
◆トラヴィス・バルドリー『伝説とカフェラテ : 傭兵、本屋をたてなおす』(創元推理文庫)
◆ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』(光文社古典新訳文庫)
◆ドストエフスキー『白夜/おかしな人間の夢』(光文社古典新訳文庫)
◆フケー『水の精』(光文社古典新訳文庫)
◆クローディア・グレイ『円環宇宙の戦士少女』(ハヤカワ文庫SF)
◆B.B.ヒラー『ミュータント・タートルズ』(ハヤカワ文庫.SF)
◆ウィル・マッカーシイ『コラプシウム』(ハヤカワ文庫SF)
◆ウィリアム・シャトナー 『電脳麻薬ハンター』(ハヤカワ文庫SF)
 二週間分だから漏れがあるのではないかと心配になる。


一一月九日(日)

 今週買った本。
●シーラン・ジェイ・ジャオ『天空龍機 鋼鉄紅女2 上』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)
●シーラン・ジェイ・ジャオ『天空龍機 鋼鉄紅女2 下』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)
 今週はこれだけ。

 シーラン・ジェイ・ジャオ『天空龍機 鋼鉄紅女2 上』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)ご恵贈賜りました。

 グラフィックボードを接続したNucBox-K12でYomiTokuを使ったOCR処理が速くなるかと思ったが、25%増しくらゐだった。もっと劇的に速くなりはしないかと期待してゐたのに。Ollamaは速くなったやうな気がする。LAN内の他のMacからアクセスできるやうに設定した。

 今週pdf化した本。
◆ウォルター・ジョン・ウィリアムズ『帝国の秘宝』(ハヤカワ文庫SF)
◆ウォルター・ジョン・ウィリアムズ『エルトダウンの炎』(ハヤカワ文庫SF)
◆ジャスティン・ソネンバーグ&エリカ・ソネンバーグ『腸科学』(ハヤカワノンフィクション文庫)
◆ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ『神話の力』(ハヤカワノンフィクション文庫)
 少し少ない。処理が遅いと老化でいよいよ躰が動かなくなったときにpdf化が終はってゐないといふ事態になりかねない。急がなければ。


一〇月三一日(金)

 今週買った本。
●リチャード・パワーズ『プレイグラウンド』(木原善彦訳/新潮社)
●小川哲『言語化するための小説思考』(講談社)
●ルシア・ベルリン『楽園の夕べ』(岸本佐知子訳/講談社)
●アグスティナ・バステリカ『肉は美し』(宮﨑真紀訳/河出書房新社)
●ジェイムズ・モロウ『ヒロシマめざしてのそのそと』(内田昌之訳/竹書房)
●サラ・ピンスカー『いつかどこかにあった場所』(市田泉訳/竹書房)
 最初の三冊が電子書籍、後半三冊は紙の本。

 乾石智子『夜色表紙の本』(創元推理文庫)ご恵贈賜りました。

 ジェイムズ・モロウ『ヒロシマめざしてのそのそと』(内田昌之訳/竹書房)とサラ・ピンスカー『いつかどこかにあった場所』(市田泉訳/竹書房)ご恵贈賜りました。

 YomiTokuを使った縦書き日本語のOCR処理に時間がかかるので、Cudaが使へる環境ならもっと速くなるのかと思ひ、PCを註文してみた。
GMKtec K12(64GB DDR5+1TB NVMe SSD)
MSI GeForce RTX 5070 12G INSPIRE 3X OC グラフィックスボード VD9069
MAG A750GL PCIE5 ATX3.0/PCIe5.0対応 PC電源ユニット 750W PS1326
MINISFORUM DEG1 外付けGPU ドッキングステーション Oculink対応
 これでいいのだらうか。

 今週pdf化した本。
◆リチャード・パリー『アイス・ウォリアー』(創元ノヴェルズ)
◆タグ・ホーニッグ『消えたスティンガーミサイル 上』(創元ノヴェルズ)
◆タグ・ホーニッグ『消えたスティンガーミサイル 下』(創元ノヴェルズ)
◆ジョージ・R・R・マーティン『フィーヴァードリーム 上』(創元ノヴェルズ)
◆ジョージ・R・R・マーティン『フィーヴァードリーム 下』(創元ノヴェルズ)
◆トラヴィス・バルドリー『伝説とカフェラテ』(創元推理文庫)
◆ロバート・アーサー『幽霊を信じますか?』(扶桑社ミステリー)
◆ロバート・アーサー『ガラスの橋』(扶桑社ミステリー)
◆ジェイムズ・モロウ『ヒロシマめざしてのそのそと』(竹書房)
◆サラ・ピンスカー『いつかどこかにあった場所』(竹書房)

 今月は、和書を23冊、洋書を4冊購入した。pdf化したのは、28冊。少ない。


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